
柿の実が色づく季節となりましたね。
運動会という大きなイベントが終わった、10月の上旬。
みやこのじょう児童学園のすみれグループ(年長)さんたちは、都城市にある「宮崎県御池青少年自然の家」へ、お泊り保育へ行きました。
週の初めからとても楽しみにしていたすみれさんたちは、お泊り保育当日、いつもの荷物に加えてお泊り用の荷物をもう一つ持って、ウキウキわくわくといった様子で登園してきました。
また、園の活動の合間、廊下ですれ違うたびに、
「きょうはおとまりほいくなの!」
「たのしみ!」
という声をたくさん聞きました。
そしてお昼ご飯を食べた後、すみれさんたちはバスに乗って御池
少年自然の家へ出発しました。
「いってきま~す!」
とすみれさんたちが大きく手を振り、
「いってらっしゃーい!」
とゆりグループ(年中)さんと先生たちが笑顔で見送りました。
筆者は同行できませんでしたが、すみれさんたちは広場にあるロープの遊具で遊んだり、どんぐりを拾ったり、施設内でオリジナルの缶バッジづくりをしたりしてとても楽しんでいたようです。
昼間にたくさん遊んだので、夜もぐっすり寝ることができたと先生たちがおっしゃっていました。
きっと、ご家族の方と離れる心細さもあったと思いますが、次の週の月曜日に合ったときには、
「たのしかったー!」
とみんな口々に楽しかった思い出をお話してくれました。
ご家族の方と離れて過ごした経験が、子どもたちの自立への一歩へつながると嬉しく思います。
フォトアルバムにも外遊びと缶バッジ作成の様子の写真をアップロードいたしましたので、お時間があるときにお子様と一緒に、是非ご覧ください。
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三角巾、マスク、エプロンを身に着けて準備万端のすみれさんたちはランチルームに集まりました。
まずは先生のお話を聞きます。
給食室の先生たちが切りやすい大きさにカットしてくれた野菜をみんなに見せ、包丁やまな板の使い方を再確認します。
普段からお料理モンテッソーリにとりくんでいるすみれさんたちは、包丁の使い方もバッチリです。
きちんと“猫の手”を添えて、野菜を切っていきます。
普段は人参を切っていますが、この日は玉ねぎとサツマイモもカットしました。
いつもの人参とは違う手触りやにおい、包丁を入れたときの硬さなど、さまざまな感覚を得ながら切っている様子がみられました。
切り方も、慎重に切っていく子、丁寧に切っていく子、大人が怖くなるほど躊躇なく切っていく子など、さまざまでした。
野菜を切ってボウルに入れ終わると、次はお肉と一緒に炒めていきます。
ジュージューと音を立てるお鍋の中身を、へらを使って野菜がとんでいかないよう、ゆっくりと混ぜました。
火の熱気やはねる油に少し恐る恐るといった様子の子もいましたが、みんな楽しそうにお肉と野菜を炒めていました。
具材に火が通ったら、お水を入れてぐつぐつと少し煮込み、最後にルーを入れたらシチューの完成です。
まちに待った給食の時間。
すみれさんたちは自分たちがつくったシチューを、とても美味しそうに食べていました。
「やさいきったんだよ」
「おいもおいしい!」
「おかわりしてくるー!」
お芋を掘りに行ったこと、みんなでお料理をしたこと。
いろんなことをお話しながら食べており、とても賑やかなランチルームになっていました。
一年を通して実施しているお料理モンテッソーリでは、料理のスキルが身に着くだけではなく、食材の手触りやにおいなどが五感を刺激し、調理道具を使うことで手指の発達にもつながります。
お料理モンテッソーリが、園児たちの健やかな成長の助けになるよう願っております。
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つぎの投稿→日中はまだ夏の名残を感じますが、少しずつ秋の訪れを実感する今日このころです。
運動会も終わり、少しゆったりとした時間を過ごしているみやこのじょう児童学園の子どもたちですが、この日はみんなでお芋ほりに行ってきました。
1日目には、すみれグループ(年長)とゆりグループ(年中)が行ってきました。
「行ってきまーす!」
長ぐつをはいて、すみれさんとゆりさんは元気いっぱい、ワクワクした様子でお借りしている畑へ出発しました。
あいにく、この日のお芋ほりには同行できませんでしたが、すみれさんとゆりさんはとても楽しかったようで、目をキラキラさせながら、
「おおきいおいもあったよ!」
「いっぱいとった!」
「みてー!てがまっくろ!」
など、大きな声でお話してくれました。
お土産のお芋が入った袋が1人1人配られ、お迎えに来てくださった保護者の方に、
「おいもとってきたよ!」
など、嬉しそうに話す声がいくつも聞こえてきました。
次の日には、さくらグループ(年少)とたんぽぽグループ(2歳児)がお芋ほりに行きました。
てくてく、お友達と手をつないで畑まで向かい、畑が見えると小さな歓声が上がりました。
ふかふかとした土の上を少し歩きにくそうにしながら畑の中をすすみ、先生のお話を聞いて、みんなはお芋ほりを始めました。
手が汚れることを気にせず一生懸命に土を掘る子、手を汚したくないけどお芋ほりをしたいという葛藤を見せる子、びくともしない芋のつるをお友達と一緒に引っ張っている子。
そのうち、「とれたー!」と声が上がり、そこから次々にお芋を土の中から掘り出していました。
大きいお芋、小さいお芋、いくつかのお芋が連なったもの。
お芋が取れるたびに声があがり、「せんせー!(写真を)とってー!」という声とともにポーズを決めてくれる子もいました。
持ってきた箱はすぐにいっぱいになりましたが、まだお芋ほりをしたかったようで、何人かはお芋がなくなった畝をずっと掘っていました。
小さなおてては真っ黒になり、その手で触ったほっぺやお洋服にも土がついてしまいましたが、子どもたちは「たのしかったー!」と満足した様子で畑をあとにしました。
さくらさんとたんぽぽさんもお土産のお芋を持って帰ったようで、次の日に「おうちでおいもたべたよ」と話してくれる子もいました。
秋のイベントである“お芋ほり”。
子どもたちが楽しんでくれたようで、嬉しく思います。
児童学園の給食室にも子どもたちがとったお芋を保管しておりますが、それらは“お料理モンテ”で使用したり、給食に使用したりする予定なので、その様子もお届けできればと思います。