らせ

きらら教室(読み書き教室)の様子~令和6年10月22日

  • 2024.10.22
  • お知らせ

柿の実が色づく季節となりました。
みやこのじょう児童学園には「きらら教室」という読み書きの教室があります。
外部の書道の先生をお招きしての教室です。
きらら教室では、さくらグループ(年少)さん、ゆりグループ(年中)さん、すみれグループ(年長)さんが読み書きのお勉強に取り組んでいます。(園児全員ではなく、希望者のみ行っております)
この日は火曜日のクラスを覗きに行ってきました。(金曜にもクラスがあります)
まずはさくらグループさんのクラスです。
さくらグループの子たちは、最近ひらがなの練習を始めたそうです。

プリントに名前を書くさくらさん

それまでは、鉛筆の握り方や書く時の姿勢を身につけ、曲線や直線をスムーズに書けるよう、練習していました。
プリントを用意すると、まずは自分の名前をひらがなで書きます。
さくらさんのプリントには、一枚一枚、先生が見本を書いてくれており、それを見ながら自分の名前を書いていきます。
名前を書き終わると、プリントに書いてある問題文を先生が読んでくれ、それからひらがなを学んでいきます。

プリントをファイルに閉じるさくらさん

最初の文字は「い」です。
大きく「い」と書かれたプリントの上には5つのひらがなが書かれており、その中から同じ文字を見つけて丸で囲みます。
それから書き順を先生に教えてもらい、薄く書かれた「い」をなぞります。
時々、先生に姿勢を注意されながらも、みんなすぐに同じ文字を見つけて、上手に字をなぞっていました。
以上児さんの中では一番小さいさくらさんたちでしたが、30分のほとんどをお椅子に座って取り組むことができました。

先生と読み書きの練習をするさくらさん 先生に「い」の書き方を教わるさくらさん

次はゆりグループのクラスです。
ゆりグループさんからは、文章を読むことも始めます。
少し長めの問題文も、詰まることなくすらすらと読めていました。

「の」のプリントを綴じるゆりさん

大きく「の」と書かれたプリントの上には、「の」のつく単語の入った文章があります。
その文章を大きな声で元気よく読んだ後、文章の中の「の」を探して丸を付けていきます。
「の」探しが終わった後は、書き順や書く時のポイントに気を教えてもらいながら、実際に「の」を書きます。
文字の書き方は個性が出てきており、お手本通り綺麗に書く子、しゅっと素早く書く子、じっくり丁寧に書く子がいました。

「ほ」の書き方を練習するゆりさん

当園で一番元気なゆりグループさん。
ちゃんとお椅子に座ってはいましたが、
「できたよー!」
「みてみて!」
「えんぴつがおちたー!」
などの声があちこちで聞こえていました。

ゆりさんが書き終えた「の」のプリント 開始の挨拶をするゆりさん

最後は来年小学1年生になるすみれグループさんです。
すみれグループさんになると、46文字の読み書きができる前提でプリントを進めていきます。(中には発達がゆっくりな子もいますが、その子に合わせて学ばせています)
ちょうどこの日はプリントの内容が変わる日でした。

「う」のプリントに取り組むすみれさん

それまでは50音順の順番を覚えるプリントに取り組んでいましたが、単語を学ぶ内容に変わります。
大きく「う」と書かれた四角の周りに、3つの薄い字で書かれた単語と、空のマス目があります。
さくらさんのプリントの問題文の倍以上長さのある文章をすらすらと読むと、「う」と2回書いていきます。
それから、「う」のつく3つの単語をなぞっていきます。
そして、空っぽのマス目に取り組みます。

「う」のプリントに取り組むすみれさん②

空のマス目を目にし、すみれさんたちは
「ここからっぽ」
「なにかくの?」
と質問してきました。

3つの単語をみんながなぞり終わるのを確認すると、先生がクイズを出しました。
「ここには2つ『う』のつく言葉が入ります。今から先生が出すクイズの答えを書いてください。昔話の主人公です。竜宮城がでてくるお話です――」
そこまで話すと、みんな「わかった!」と言い、答えを書き始めました。
お手本がないため、何人かは「どうやってかくのかな?」と悩みながら書いていましたが、ほとんどの子がすらすらと答えを書いていました。
「う」のプリントが終わると、次は「か」のプリントでした。
初めての形式のプリントだったので、一枚目はゆっくりと進みましたが、二枚目からは少しだけスピードアップして進めることができました。

プリントに名前を書くすみれさん 「う」のつく言葉をみんなで考えるすみれさん

きらら教室では、鉛筆の握り方や姿勢などの読み書きの基礎から学ぶことができ、週1回、30分の短い時間ですが、少人数で丁寧な指導を心掛けています。
文字を読み書きする力の基礎を身に着け、今後の学習能力を伸ばす手助けをしていきたいと思います。

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掘ったお芋でクッキング~令和6年10月16日

  • 2024.10.16
  • お知らせ

しとしとと秋の雨が続く季節になってまいりました。
この日は10月の初めに掘ったお芋を、子どもたちがお料理する日です。
作るお菓子は「スイートポテト」、作ってくれるのはすみれグループ(年長)さんと、さくらグループ(年少)さんです。
朝の会を終えたすみれグループさんたちは、エプロンと三角巾、マスクを身に着けてランチルームへ向かいます。
するとそこにはサツマイモの山が3つありました。
「いっぱいだね」
などと言いながら、すみれさんたちは席へつきます。
これらのサツマイモは、前日にすみれグループさんが水で洗って土を落としてくれていました。
そして、先生のお話を聞いた後は、いよいよクッキング開始です。

先生の話を聞くすみれグループさん

まずはサツマイモの皮をむいて、蒸しやすいよう適当な大きさに切ります。
皮むきの作業は5人ずつ、カットの作業は3人ずつ行いました。
先生に呼ばれた順に、皮むきとカットを一人一回ずつします。

サツマイモの皮むきをするすみれグループさん① サツマイモを切るすみれグループさん①

ピーラーでの人参の皮むきとカットは、毎日のお料理モンテッソーリでしたことのあるすみれグループさんですが、サツマイモの皮むきは感触がまた違います。
人参よりも硬くて、デコボコしていてむき辛いサツマイモに、苦戦しながら一生懸命皮をむいていきます。
包丁でのカットも、人参よりも硬いサツマイモに最初戸惑いながら力を入れてカットしていました(安全のため、切りやすい硬さのサツマイモを切らせ、硬いものは職員が切っています)。
いつもニコニコ元気な子どもたちですが、皮むきとカットのときはとても真剣な顔で取り組んでいました。

サツマイモの皮むきをするすみれグループさん② サツマイモを切るすみれグループさん②

ある程度カットされたサツマイモができると、給食の先生がすぐに蒸し始めてくれたため、サツマイモの下処理が終了するころには次の作業の準備ができていました。
次は蒸しあがったサツマイモをつぶす作業です。
アツアツのサツマイモで火傷しないよう気を付けながら、力を込めてマッシャーでサツマイモをつぶしていきます。
先生たちも手伝いながら、順番にサツマイモをマッシュしました。

サツマイモをつぶすすみれグループさん① サツマイモをつぶすすみれグループさん②

ある程度潰れたら、先生たちが砂糖やバターなどの調味料を入れて混ぜてくれました。
すみれさんの出番はここまでです。
ここからはさくらグループさんの番です。

先生の話を聞くさくらグループさん

さくらさんたちは調味料と混ぜ合わさって滑らかな状態になったサツマイモを、丸めて成型する作業を行いました。
先生に渡されたサツマイモを、両手で丸めてこねこねして形を整えていきます。

スイートポテトを丸めるさくらグループさん① スイートポテトを丸めるさくらグループさん②

中にはいびつな形もありましたが、小さな手で一生懸命丸めていました。
一人二回以上丸める作業を行うことができ、みんな1回目よりも2回目の方が上手に丸めることができていました。

スイートポテトを丸めるさくらグループさん③ スイートポテトを丸めるさくらグループさん④

バットの上に綺麗に並んだサツマイモの上に、先生が卵黄を塗ってくれて、さくらさんの作業も終了です。
あとは給食の先生にお任せして、おやつの時間を待つばかりです。

さくらグループさんが丸めたスイートポテト

おやつの時間が近くなってくると、給食の先生がおやつの準備をしてくれます。
出来上がったスイートポテトはみやこのじょう児童学園の以上児、未満児全員分と、姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわりの分もありました。
焼きあがったスイートポテトがバットに入れられ、台車の上に並べられました。
これから、以上児さんのお部屋へ先生がおやつを運んでくれます。

焼けたスイートポテト

サツマイモの下処理を頑張ってくれたすみれグループのおやつ時間にお邪魔してみました。

すみれグループのおやつ時間

「がんばって皮をむいてつぶしたもんね」
と言うと、
「がんばったからおいしい」
「あまいね」
と声を返してくれました。

スイートポテトを食べるすみれさん

中には
「おいもにがて・・・」
という子もいましたが、「おいしい」と食べていました。

スイートポテトを食べるすみれさん②

サツマイモの苗植えと収穫、収穫からの調理と、食べ物がどうやって自分たちのもとへ届くのか、そのプロセスの一部を子どもたちは体験しました。
子どもたちの様子を見ていて、食べ物をつくるのがどれほど大変なことなのか、少しでもそのことを学んでくれるといいなと思いました。

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お芋ほりに行きました~令和6年10月7日

  • 2024.10.16
  • お知らせ

10月も半ばを過ぎ、ようやく秋めいてまいりました。
さて、10月に入っての最初のイベントは「お芋ほり」です。
今年の5月(いちご狩りに行った日の午後)にお借りしている畑に行って、さくらグループ(年長)さんとゆりグループ(年中)さんが芋の苗植えに行ってきましたが、いよいよ収穫の日を迎えました。

芋を掘るゆりグループ③

午前中、長靴を身に着けた園児たちは、先生たちに見送られながら、軽い足取りで畑へ向かいました。
葉やつるが綺麗に刈られた畑には、少しだけサツマイモが顔を出しており、子どもたちは
「おいもだ!」
「おおきいのあるかな」
とワクワクした様子で畑を見つめていました。

芋をほるすみれグループ② 芋を掘るすみれグループ① 芋を掘るゆりグループ④

先生のお話が終わると、子どもたちは一列に並んでお芋ほりを始めました。
手や体操服につく土を気にすることなく一生懸命土をほり、次々にお芋が顔を出します。
「おいもあったよ!」
「ちっちゃいのしかなかった~」
「みて!おっきいのあった!」
サツマイモが見えてくると、畑のあちこちから声があがりました。

芋を掘るすみれグループ③ 芋をほるすみれグループ④ いもを掘るゆりグループ① 芋を掘るゆりグループ②

掘ったサツマイモはより甘さが増すまで数日間保管して、後日、給食の献立やお料理モンテに使用します。
みんなが掘って来てくれたお芋が使える日が待ち遠しいですね。

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すみれさんのお泊り保育~令和6年9月27日、28日

  • 2024.10.10
  • お知らせ

空や雲、風にも秋を感じる今日この頃です。
運動会が終わった次の週、9月27日にすみれグループ(年長)さんは1泊2日でお泊り保育へ行きました。
すみれさんがお世話になったのは、都城市にある「宮崎県御池青少年自然の家」です。
27日、早めに給食を食べたすみれさんたちは、お迎えのバスに乗って御池へ行きました。
御池へ到着した後は、運動広場で思いっきり遊びました。
ロープや木でつくられた自然を感じる遊具で、体をたくさん使って遊びます。
ドングリの木もあり、ドングリ拾いにも精を出していました。

ロープの遊具で遊ぶすみれグループさん ロープの遊具で遊ぶすみれグループさん② ロープの遊具で遊ぶすみれグループさん③ 女の子の集合写真 男の子の集合写真

外で体を動かした後は、美味しいごはんです。
作っていただいたハヤシライスを食堂で頂きました。
夕食を食べた後は夜のイベント、花火です。
昼間はまだ暑いですが、夕方になると秋のひんやりとした空気に変わります。
体操服の上に上着を羽織って、花火を楽しみました。

花火で遊ぶすみれグループさん 花火で遊ぶすみれグループさん② 花火で遊ぶすみれグループさん③

花火の後はお風呂に入って、歯を磨いてトイレに行って、お布団を敷き詰めた部屋で、みんなで寝ます。
家族の方と離れて寝るのが初めての子も何人かいたようです。
心細い気持ちもあったでしょうが、昼間にたくさん遊んだおかげで、ぐっすりと寝ることができた子がほとんどだったそうです。

男の子部屋の集合写真 女の子部屋の集合写真① 女の子部屋の集合写真② 女の子部屋の集合写真③

次の日、目が覚めたすみれさんたちは、身支度を自分たちで行い、朝食を頂いて御池を後にしました。
短いようで長かった一泊二日。
大好きな家族のもとへ帰ります。

歯磨きの様子 朝食の様子 朝食の様子②

筆者の息子もお泊り保育へ行っており、お迎えの時間を今か今かと待っていました。
お迎えの時間より少し早く到着すると、すでに何人もの保護者の方がそわそわした様子でお迎えに来ていました。
みやこのじょう児童学園のホールでの帰りの会が終わると、ようやく家族のもとへ帰ります。
どんな表情で帰ってくるかな、と少し心配な気持ちもありつつお迎えに行くと、にこにこと笑顔いっぱいで帰ってきました。
息子だけでなく、他の子どもたちもにこにこと、どこか誇らしげな笑顔で家族のもとへ帰っていきました。
「楽しかったよ」
「いっぱい遊んだよ」
そんな声がちらほらと聞こえ、保護者の方も安心したような笑顔で子どもたちの話を聞いていました。

集合写真

運動会の後のお泊り保育で、さらに成長したすみれグループさん。
お泊りが初めてだった子も、初めてではなかった子も、特別な思い出になったことと思います。

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みやこのじょう児童学園の運動会(以上児さん編)~令和6年9月21日

  • 2024.10.03
  • お知らせ

朝夕はめっきり秋めいてまいりました。少しずつ過ごしやすい季節になってきますね。
さて、今回は9月21日に郡元公園で行われたみやこのじょう児童学園の運動会の様子(以上児さん編)をお届けします。

運動会の開会式

天候に恵まれた中、みやこのじょう児童学園と姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわり合同による運動会が行われました。
まずは全園児によるオープニングです。
パリオリンピックが開かれた今年にちなんで、BGMは歴代のオリンピックテーマソングメドレーを使用しました。
その音楽にのって、園児たちがダンスを披露します。
手首に飾りを着けたさくらグループ(年少)さんが前列に座り、その後ろにリボンを持ったゆりグループ(年中)さん、すみれグループ(年長)さん、と並んでいます。
緩やかな音楽に合わせて、さくらさんたちの手首飾りがキラキラ、ゆりさんとすみれさんの5色のリボンがひらひらと舞います。

オープニングのダンス オープニングを踊る以上児さん

メドレーの2曲目は、未満児さんのダンスです。
未満児さんの登場と同時に以上児さんは座り、未満児さんのダンスを見守りました。

オープニングを踊る未満児さん

3曲目からはまた以上児さんの番で、簡単な体操を行います。
まずはさくらグループによる「手つなぎ前転」です。
2グループに分かれた園児たちは手をつないで高く掲げると、そのまま前転します。
前転の途中で手が離れてしまい、おしりがあっちこっちに転がってしまいましたが、全員前転をすることができました。
さくらさんの前転の後は、ゆりグループさんのブリッジです。
競技エリア全体にゆるいV字に並んだゆりさんたち全員が、見事なブリッジを見せます。
一人一人のブリッジがつながって、大きな橋のように見えました。
すみれグループさんはフラフープを使った体操です。
フラフープをウエストのところでくるくると回す技、フラフープを持ったままの前転、フラフープでの縄跳びを見せてくれました。

オープニングのダンス②

大技は2人一組での前転です。
お互いの足首を持って、車輪のように転がっていきます。
見事な大技に、保護者席からも歓声と拍手が沸き上がりました。
体操が終わると、音楽にのせて全園児が整列して簡単なダンスをします。
200人もの園児が並んだ姿は圧巻で、最後のポーズもビシッと決まり、保護者席からは大きな拍手が沸き起こりました。

オープニングのダンス④

オープニングの次は、開会式。
「はじめのことば」「園長先生のお話」「準備運動」でした。
はじめのことばは数人のすみれさんが前に出てきて行います。

はじめのことば

園長先生のお話では、園長先生が頑張ることの素晴らしさをお話してくださいました。
準備運動のダンスも、みんなノリノリで踊っていました。

準備運動のダンス②

開会式の後は、未満児さんの競技とダンスが行われました。
小さな未満児さんたちを、以上児さんは「がんばーれ!がんばーれ!」と一生懸命応援していました。
そして、いよいよ以上児さんたちの競技の開始です。
トップバッターはすみれグループさんによる組体操、「心をひとつに」です。
組体操は1人、2人組、3人組、6人組、全員で行う、5パターンがありました。
1人で行う組体操では、一本足で立つ「かかし」、腹筋を使う「V字バランス」、「ブリッジ」「エビぞり」などの演技を見せてくれました。

組体操① 組体操②

2人一組ではお互いの脚をもって行う「二人バランス」や「チューリップ」、3人一組では「扇」や「トンボ」、6人一組では「くじゃく」や「ピラミッド」を見せてくれました。

組体操③ 組体操⑤

そして、最後は全員で行う「富士山」、大技です。
円状に園児が並び、その中心にピラミッドをつくり、富士山を表現します。
最後の大技なので、中心のピラミッドにも時間がかかりますが、円周の子どもたちも一番外側の子たちが両手を地面につき、外側から2番目のお友達の肩にかけ、全員が立ち上がるのに時間がかかります。
「ドドドドドドドド――」と和太鼓が鳴る中、保護者と先生たちが固唾をのんで見守ります。
そして、和太鼓の「ドンッ!」という音とともに富士山が完成し、子どもたちの「ヤ――!」という声が響くと、保護者席からも拍手が沸き上がりました。
組体操が終わり、一列に並んだすみれさんたちの顔は、大仕事を終えた誇らしさと喜びに満ちていました。

組体操「富士山」

組体操の次はさくらグループさんのかけっこです。
今年の4月、未満児さんのお部屋から以上児さんのお部屋へ移動し、制服や体操服を着るようになったさくらグループさん。
環境の変化に負けないくらい、大きく成長したさくらグループさんの姿は、小さな背中より一回り大きく見えました。

さくらグループのかけっこ

それでもまだ幼さの残るさくらさんたちのかけっこは、とても微笑ましいものでした。
筆者が見ていて面白かったのは、何故か半分以上の園児がばんざいでゴールしていたことです。
1番目の子だけでなく、一人がするとみんなばんざいしていたのが印象的でした。
中には泣いてしまう子もいましたが、みんな無事にゴールしていました。

さくらグループのかけっこ② ばんざいでゴールするさくらグループさん

さあ、さくらグループさんのかけっこの次は、ゆりグループとすみれグループによる、「クラス対抗リレー」です。
当園はモンテッソーリ教育を取り入れているため、未満児はももグループとたんぽぽグループの縦割りクラスが3クラス、以上児はさくらグループ、ゆりグループ、すみれグループの縦割りクラスが5クラスあります。
今回のリレーはその5クラス(そら組、ほし組、つき組、にじ組、ゆき組)対抗で行いました。
バトンパスの練習を一生懸命してきたゆりさんとすみれさん。
ピストルの音と同時にトップバッターの子たちが走り出しました。

リレーのスタート

大きくリードをしたのはゆき組さん。
他の子たちを離してぐんぐん差をつけていきます。

リレーのトップバッターの様子

2位、3位争いも激しいものでした。
途中まで2位だったつき組さんが2人に抜かされ、4位まで落ちてしまう場面がありました。
結果はゆき組が1位でした。
1位のゆき組さんはとても嬉しそうでしたが、その他のお友達は悔しそうな表情を見せる子もいました。
勝って負けて、喜んで悔しがっての感情の変化も、成長過程の一つだなと、その様子を見ていて思いました。

リレーのバトンパス② アンカーのバトンバス

リレーの後は、年齢別のクラスごとのダンスが続きます。
最初はすみれグループさんです。
手に付けたひらひらの飾りと、赤い旗と青い旗を持ってダンスを行いました。

すみれグループさんのダンス①

すみれグループさんにもなると、複数回の隊列移動も乱れることなく行えます。
最初の隊形から円形へ、円形から横2列へ、横2列から二人一組へ。

すみれグループのダンス③

子どもたちの前に座って見ている担任の先生も、見本のダンスを踊ることなく見守るだけです。
40人近くいるすみれグループさんが、競技エリアいっぱいに広がってダンスをする様子に圧倒され、「さすがすみれさん!」と言いたくなりました。

すみれグループのダンス④

次はゆりグループさんが2グループ続きます。
ゆりAさんは、黄色とオレンジのポンポンを持っていました。

ゆりAのダンス

黄色とオレンジのあたたかでポップな雰囲気の中、ゆりグループAさんたちが元気に踊りました。
中には緊張のせいかワンテンポ遅れて踊っている子もいましたが、みんな笑顔で楽しそうに踊っていました。

ゆりグループAのダンス①

ゆりBさんは、キラキラの手首飾りをつけていました。
ポップで優しい音楽に合わせて、緩やかに踊ります。

ゆりBのダンス

途中、ポケットから黄色と赤のハンカチを取り出し、そのハンカチをくるくるひらひらと回して踊りました。
多少、隣の子との距離が近かったりしましたが、ゆりAさんもゆりBさんも複数回の隊列移動がきちんとできており、ダンスもいつものゆりさんらしく、元気いっぱいに踊れていました。

ゆりBのダンス③

最後はさくらグループさんが2グループに分かれてダンスを行います。
さくらAさんは、ペットボトルに青いひらひらがついた小道具を持っていました。

さくらAのダンス②

そして女の子は赤い帽子、男の子は青い帽子をかぶっています。
青いひらひらが映えるように、大きく手を振り回す振り付けが印象的なダンスでした。

さくらグループAのダンス②

さくらBさんは、とんがった帽子と、帽子の色に合わせた小さな旗を両手に持っていました。
手旗信号のように、両手を様々な振りで動かしたり、足を横にぴょこっと出したりする振り付けが印象的でした。

さくらグループBのダンス②

入場の際にこけて泣いてしまう子もいましたが、先生と一緒に、ダンスに参加できていました。
2つのさくらグループさんたちは、隊形移動もとことこ歩きで上手にできており、たんぽぽさん(2歳児)からの成長を感じるダンスでした。

さくらBのダンス③

ダンスの後は、最後の演目。
すみれグループとゆりグループによるマーチングです。
すみれグループさんたちは赤と白の衣装に身を包み、大太鼓や小太鼓を担いでいます。
ゆりグループさんはカラーガードとして、旗やポンポンを持って踊ります。
最初はディズニーの名曲に合わせての入場と演奏です。
ドラムメジャー(指揮者)のホイッスルとメジャーバトンの動きに合わせて入場します。

マーチングの入場

ドラムを叩きながら綺麗な隊列を組んで入場門から入場し、それぞれの場所へ向かいます。
ドラムとそれを支えるキャリングホルダーを合わせると4キロ近くにもなり、ゆりグループさんが持っている旗も風にあおられ、より重くなります。
それでも隊列を崩すことなく演奏しながら進む姿を見て、胸が熱くなりました。

大太鼓の演奏 旗を持ったカラーガードの行進

何度も隊列を組みかえながら、小さなグループごとに前へ並んで演奏します。
大太鼓のグループ、シンバルのグループ、小太鼓のグループ。

シンバルの演奏

そして2曲目は、保護者世代の心にささる選曲となっていました。
保護者の方が思わず口ずさみたくなる音楽に合わせて、太鼓のリズムが響きます。
2曲目からはゆりグループさんのカラーガード隊も、グループごとに前に出てきて踊ります。
旗を持っているゆりさんたちは、曲の途中で旗を掲げたままじっと待機する場面もありましたが、周りをキョロキョロすることなく、かっこよく待機し続けることができていました(ゆりグループさんは当園で一番元気な子どもたちです)。

ゆりさんのカラーガード 小太鼓の演奏

曲が終わると、すみれさんのドラムの音に合わせて、ゆりグループさんから退場します。
退場の隊列も見事なものでした。
ゆりグループもすみれグループも退場した後、ドラムメジャーの子だけ競技エリアの中心に残りました。
芝生の中心、一人で本部、園児席、左右の保護者席、四方へ深く礼をします。
全ての保護者、園児、先生方が見守る中、丁寧に礼をする姿に心を深く打たれました。

ドラムメジャーの礼

ドラムメジャーの子も退場し、全員が楽器や小道具をおろすと、そのまま閉会式となりました。
閉会式では数名のすみれグループさんが「おわりの言葉」を述べ、その後に園長先生のお話が続きました。

おわりのことば

そして、記念品の授与となりますが、今年でみやこのじょう児童学園の運動会が最後のすみれグループさんにはメダルの授与がありました。
園長先生と担任の先生たちが、すみれさん一人一人の首にメダルをかけてくれます。
すみれさんは先生たちからかけてもらったメダルを眩しそうな目で見つめ、にこにこと満足そうな笑顔を見せてくれました。
一生懸命頑張ったゆりグループとさくらグループにも、ちゃんと記念品がわたりました。

メダルの贈呈

以上で令和6年度の運動会が終了しました。
園長先生の言葉通り、最後まで一生懸命頑張った園児たちには、誇らしそうな笑顔が浮かび、子どもたちの成長を目にした保護者の方々の顔にも、幸せそうな笑顔が浮かんでいました。
子どもの成長は早く、その一瞬一瞬が眩しく、尊いものです。
みやこのじょう児童学園では、お子様の成長を手助けし、その輝きがより一層眩しいものになるよう、努力してまいります。
運動会の次は、12月に発表会が控えています。
次の大舞台でどのような成長を見せてくれるのか、今からとても楽しみですね。

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みやこのじょう児童学園の運動会(未満児さん編)~令和6年9月21日

  • 2024.09.27
  • お知らせ

夏の盛りを過ぎたとはいえ、ことのほか厳しい残暑の毎日です。
9月21日土曜日、天候にも恵まれたこの日、都城市の郡元公園にてみやこのじょう児童学園と姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわり合同の運動会が行われました。
まずは全園児によるオープニングです。
パリオリンピックが開かれた今年にちなんで、BGMは歴代のオリンピックテーマソングメドレーを使用しました。
その音楽にのって、園児たちがダンスを披露します。

オープニングを踊る以上児さん

最初は以上児さんたちだけのダンスで、その後ろに赤、緑、紫、黄色、青の大きな筒があるだけ。
未満児さんの姿は見えません。
ですが、曲が2曲目に入ると、その筒の中から未満児さんたちの姿が現れました。

オープニングを踊る未満児さん

小さな未満児さんたちは以上児さんたちの後ろにいたので、保護者席からはより小さな姿に見えたでしょうが、そのかわいらしいダンスは父兄の方々の目にしっかり届いていたようです。
踊っている我が子を見つけ、「踊ってる!踊ってる!」と興奮した様子で話す夫婦が目に入りました。

運動会の開会式

オープニングの次は、開会式。
「はじめのことば」「園長先生のお話」「準備運動」でした。
準備運動のダンスも、一生懸命踊っていました。(中には立っているだけのお友達もいましたが)

準備運動のダンスを踊る未満児さん

そして、いよいよ競技の開始です。
最初は未満児さんたちによるかけっこです。
トップバッターはちゅーりっぷグループさん(0歳児)。
月齢によって発達の差が大きいちゅーりっぷさんは、3グループに分かれての競争です。

スタートラインで待機するちゅーりっぷさん

まずはハイハイができるお友達による、ハイハイ競争です。
競技エリアの真ん中にマットを敷き、その上をハイハイします。
ゴールには大好きな家族の方が、名前を呼んで待っています。

ハイハイ競争をするちゅーりっぷさん

先生の掛け声をきっかけにスタートするお友達もいましたが、中にはきょとんとしているお友達、泣いているお友達もいました。
泣いている子や中々動かない子は、先生に抱っこされながらゆっくりゴールを目指します。

ハイハイ競争をするちゅーりっぷさん②

ハイハイがまだできない園児は、かわいいイラストが描かれた箱に乗って、ご家族の方に引っ張られてゴールを目指します。
3組のうち、2組の保護者の方は子どもの顔をにこにこと見て、ゆっくりと進んでいましたが、1組の親子は他の2組よりも速いスピードでゴールを目指していました。
引っ張る保護者と引っ張られる赤ちゃんの様子は、とても微笑ましいものでした。

箱車にのって競争するちゅーりっぷさん

そして、歩けるお友達は自分の足で保護者の方がいるゴールを目指します。
少しおぼつかない足取りですが、小さな足でしっかりと地面を踏みしめ、一歩一歩、大好きな家族のもとへ向かいます。
立ち止まったままの子、先生に抱き着く子、泣いている子もいましたが、みんな無事にゴールしました。

歩いてゴールを目指すちゅーりっぷさん ゴールを目指すちゅーりっぷさん

次はももグループ(1歳児)とたんぽぽグループ(2歳児)のかけっこです。
ちゅーりっぷさんより少しだけお兄さんお姉さんになった、ももグループさん。
駆け足とまではいきませんが、早歩きのスピードで一生懸命ゴールを目指します。

ゴールをめざすももグループさん

やっぱり泣いている子や立ち止まってしまう子はいましたが、多くの園児がゴールすることができました。

ゴールを目指すももグループさん②

たんぽぽグループさんになると、走ることができるようになる子がほとんどで、ぐっと競争らしくなります。

ゴールを目指すたんぽぽグループさん

競争心も芽生えているのでしょうか。
勢い余ってフライングをしてしまう様子や、抜かされて悔しそうにする様子も見られました。
泣いている子はいても「走らなきゃ」「ゴールしなきゃ」という意志が感じられ、大きな成長を見ることができたレースでした。

ゴールを目指すたんぽぽグループさん② 泣きながらゴールを目指すたんぽぽグループさん

かけっこの後は、ちゅーりっぷさん、ももさん、たんぽぽさんの順番でダンスです。
ちゅーりっぷさんは保護者の方と「親子リズム」です。
最初はマットに座った保護者の方の膝に乗り、ゆらゆらと横に揺れたり、とんとんと膝を動かして縦に揺れたりします。

保護者の膝の上でリズムに乗るちゅーりっぷさん 保護者の膝の上でりリズムに乗るちゅーりっぷさん

その後は芝生の上に立ち、手をつないで簡単なダンス。
そして、保護者の方に抱っこされて、マットの周りをくるくると回りました。

芝生の上に立ってリズムに乗るちゅーりっぷさん

見本の先生とももグループのお友達を見ながら、保護者の方は一生懸命リズムにのってくださいました。
かけっこのときとは違い、ちゅーりっぷのお友達は安心しきった様子で、保護者の方の動きに身をゆだねたり、楽しそうに縦ノリしたりしていました。

高い高いをしてもらうちゅーりっぷさん

ももぐるーぷさんは怪獣の帽子をかぶって「かいじゅうダンス」です。

ポーズをとるももグループさん

音楽の流れ始めは踊っている子が多くいましたが、競技エリアをぐるりと囲んでいる家族の方たちに気が付くと、戸惑いなのか、踊りをやめてしまう子が何人もいました。
そしてやっぱり、泣いている子もいました(中には天を仰いで大泣きしている子もいました)。
最後まで一生懸命に踊っている姿(全体の四分の一ほどでしたが)も感動しましたが、家族の方へ行きたいのを我慢して、その場にじっと立っている姿にも心を打たれました。

大号泣するももグループさん

未満児さんのプログラム最後は、たんぽぽグループによるダンスです。
2024年上半期に、世界で大ヒットした楽曲に合わせて踊ります。
さらにたんぽぽグループさんだけでなく、バックダンサーとしてすみれグループさん(年長さん)も踊りました。

ダンスを踊るたんぽぽグループさん バックダンサーで踊るすみれグループさん

たんぽぽグループさんからは、ダンスだけでなく隊形移動もあります。
最初は3つの円をつくる形で踊っていましたが、曲の途中で横一列に並びなおしました。
先頭の子が先生に手を引かれて走り出すと、それに続く形で他の子も移動します。
移動はできていましたが、お友達との間隔が狭く、子ども同士の間隔を先生たちが慌てて整えていました。

線状に並んで踊るたんぽぽグループさん

たんぽぽさんにもなると、手足を大きく動かして、最後まで踊れている子が半分以上でした。
楽しそうに笑顔を見せてくれる子もいて、曲のサビではノリノリで体を揺らして踊っていました。

ノリノリで踊るたんぽぽグループさん バックダンサーをするすみれグループさん

たんぽぽグループさんのダンスで、未満児の運動会は終了です。
お茶タイムを挟んだ後は、以上児さんの競技が始まります。

指を天に向かって指す以上児さん

子供の成長は早く、その大きな進歩に驚かされることが多いですが、以上児さんより未満児さんの方が成長の幅は大きいものです。
運動面では主に、お座りからハイハイ、ハイハイからあんよ、あんよからかけっこ。
情緒面でも、人見知り期やイヤイヤ期へ。
そして、ダンスもただ先生の真似をするだけから、踊ることによって“楽しい”という気持ちを表現できるようになる姿。
保護者の方は、家では見ることのできないお子さんの様子に、驚いたり、感動したりしたことでしょう。
運動会の次は発表会があります。
その時にも、また大きな成長に驚かされることでしょう。
次の大きな舞台にどんな姿を見せてくれるのか、とても楽しみですね。

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盆地まつりで和太鼓の演奏とエイサーを披露しました~令和6年8月

  • 2024.09.20
  • お知らせ

初秋とは名ばかりの残暑厳しい日が続きますね。
8月3日、土曜日。都城市で行われた「盆地まつり」にて、すみれグループさんが和太鼓の演奏とエイサーを披露しました。
今回は、その様子をお届けします。

エイサーで使う和太鼓

厳しい暑さが残る夕方、すみれグループのみんなが都城市の中心街へ集まりました。
集合場所へ到着した順に衣装を身に着け、簡単な化粧を施します。
女の子は鼻筋の白粉に加えて目じりに紅をさしますが、どこかうきうきした様子で先生から化粧をしてもらっていました。
全員集合すると、保護者の方と手をつないで演奏場所の近くまで移動します。
列に並んで待機している間、熱中症対策として塩分タブレットを食べたり、お茶を飲んだりして過ごしていました。

集合してるすみれグループさん

中には人の多さにびっくりして、かちこちに緊張している子もいて、先生やお友達が一生懸命、緊張をほぐそうとしていました。

緊張をほぐす先生たち

さあ、いよいよ本番です。
和太鼓グループの子は父兄の方々が並べてくれた和太鼓の前に着き、エイサーグループの子は太鼓を担いで和太鼓グループの前に並びます。
最初は和太鼓の演奏です。
楽曲をアレンジした音源に合わせて和太鼓を演奏します。

和太鼓を演奏するすみれグループさん①

5月からほぼ毎日練習を続けてきたすみれグループさん。
初めての練習のときとは比べ物にならないくらい、音も大きく揃っていて、腕もぴしっと伸びていました。

和太鼓を演奏するすみれグループさん②

和太鼓の演奏が終わると、次は2曲続けてエイサーの披露です。
スローなテンポの沖縄楽曲に合わせて、エイサーを踊ります。

エイサーを踊るすみれグループさん③

エイサーもとても見事でした。
腕の振りはみんなで揃っていて、脚を大きく曲げるところもしっかり深くまで屈伸できていました。
2曲目の冒頭には簡単な手話も入っており、和太鼓の演奏に加えてエイサーの振りも間違えることなく踊ることができていて、さすがすみれグループさん、と思いました。(すみれループさん全員、和太鼓もエイサーも両方覚えています。)

エイサーを踊るすみれグループさん① エイサーを踊るすみれグループさん②

最後にはみやこのじょう児童学園が和太鼓の演奏を始めた時から変わらずある、「リズム打ち」を和太鼓グループが披露して終了です。

和太鼓を演奏するすみれグループさん③

暑さの残る夕暮れの中、見事に和太鼓とエイサーを披露し終えました。
一つの区切りを迎えたすみれグループさん。
次は運動会の練習とマーチングの練習です。
覚えることがいっぱいのすみれグループさんですが、和太鼓とエイサー4曲を覚えきったすみれさんたちなら、次もきっとやり遂げることでしょう。
運動会の後も、運動会の様子に加えて、すみれグループさんの勇姿をお届けしたいと思います。

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7月の誕生会(未満児さん編)~令和6年7月

  • 2024.09.19
  • お知らせ

朝夕は少し涼しくなってまいりましたね。
7月18日、みやこのじょう児童学園のホールで未満児さんの誕生会が行われました。
いつもはランチルームでしている未満児さんの誕生会ですが、今回は特別にお客様ーー兄弟児(弟や妹)とご家族の方ーーをお招きしての開催です。

誕生者へ拍手を送る未満児さんと見学者たち

お友達が見守る中、7月にお誕生日を迎える子が入場します。
顔を隠してみんなの前に立つと、先生とお友達が名前を呼んでくれました。

「だーれだ」をする未満児の誕生者さん

全員入場し終わると、お友達が歌でお誕生日をお祝いしてくれます。
お歌が終わると、園長先生が一人一人に話しかけて冠を頭にかぶせてくれました。

園長先生に冠をもらう未満児さん 両手を挙げて立ち上がる未満児さん

それからお誕生日カードの贈呈です。

誕生者へ誕生日カードを渡す未満児さん

お誕生日カードの贈呈が終わると、先生からの催しのプレゼントです。
楽しいお話や劇、ダンスなどがありました。

先生のお話を聞く未満児さんたち 「大きなかぶ」の劇をする先生たち ダンスを踊る先生たち

ご家族の方々も子供たちの園での様子を見ることができて、嬉しかったのではないでしょうか。
小さくても元気いっぱいの未満児さんたち。
これからもすくすくと大きくなってくれることを願っています。

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ゆりグループさんのカレー作り~令和6年7月10日

  • 2024.07.16
  • お知らせ

連日の猛暑でございます。皆様健やかにお過ごしでしょうか。
みやこのじょう児童学園のランチルームにて、ゆりグループAさんによるカレー作りが行われました。
そのときの様子を写真でお送りします。

お米を研ぐゆりグループさん 野菜を切るゆりグループさん① 野菜を切るゆりグループさん② 野菜を切るゆりグループさん③ 野菜を切るゆりグループさん④ 野菜を炒めるゆりグループさん 野菜を炒めるゆりグループさん② カレーの前で写真を撮るゆりグループさん① カレーの前で写真を撮るゆりグループさん② カレーの前で写真を撮るゆりグループさん③

あいにく筆者はこの日の夏野菜カレーを食べれませんでしたが、きっとおいしいカレーだったに違いありません。

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以上児さんの英会話教室の様子~令和6年6月13日

  • 2024.06.25
  • お知らせ

梅雨明けが待たれる毎日でございます。
この日は月に2回、午後に行われる英会話教室の様子をのぞいてみました。
給食が終わると、さくらグループ(年少さん)から、みやこのじょう児童学園のホールで行われる英会話教室に行きます。

「Yellow」のカードを見せる先生

今年度の4月から英会話を始めたばかりのさくらさんは、先生の声の後に続いて単語を口にします。
「Yellow」
「イエロー!」
「One」
「ワン!」
「Car」
「カー!」
色、1から10までの数字、そして今日は乗り物の英単語を学びました。

先生の話を聞くさくらグループさん

それに加えて、ゆりグループ(年中さん)とすみれグループ(年長さん)は色と形の組み合わせ(Pink Heartなど)、11から20までの数字、感情(Happyなど)、月(Januaryなど)を先生と一緒に声に出して学びます。
すみれグループさんになると、自分の生まれ月を英語で呼ばれてから、自分で立つことができます。(中には英語が苦手な子もいますが、そこは先生や周りのお友達が手助けしています)

「12」のカードを見せる先生 「March」のカードを見せる先生

単語の練習が終わると、先生が英語の絵本を読んでくれました。
英語が苦手な子でも分かりやすいよう、キーとなる単語のみを読み、表情豊かに話してくれます。
先生の朗読も、みんな楽しそうに単語を繰り返しながら聞いていました。

英語の絵本を読む先生

朗読の後は立ち上がって輪になり、英語の歌に合わせて手遊び歌をします。
「Happy(幸せ)」「Angry(怒り)」「Scary(怖い)」「Sleepy(眠い)」
4つの感情を表情と身振りで表現しながら、みんな表情豊かに踊っていました。

輪になって踊るさくらグループさん 輪になって踊るさくらグループさん②

最後は乗り物の英単語カードを使ったゲームです。
2人1組で、乗り物カードが貼られたホワイトボードから遠く離れると、先生がそれぞれに取るべきカードを教えてくれます。
「Car(車)」「Truck(トラック)」「Bus(バス)」「Train(電車)」「Bicycle(自転車)」「Police car(パトカー)」「Fire engine(消防車)」「Ambulance(救急車)」「Ship(船)」「Airplane(飛行機)」
机をくぐってスタートし、これらのカードの中から自分の取るべきカードを取ると、ぐるっと教室を回って、ホワイトボードにカードを返します。

乗り物のカードを並べる先生

さくらグループさんは、自分の取るカードが分かる子と分からない子がいました。
分からなくてきょとんとしている子は、先生からこっそり教えてもらいながらゲームを楽しんでいました。
ゆりグループさんとすみれグループさんは聞いた単語のカードがどこにあるかすぐに理解して、競うようにカードを取りに行きます。
たまに勢い余って間違うことはあっても、すぐに正しいカードを取ることができていました。

走り出すゆりグループさん 先生と一緒に走るすみれグループさん

英会話教室が終わると、先生とハイタッチしてさようならをします。
みんな英語の先生が大好きでたまらないといった様子で、中にはハグをする子もいました。
この一年で、子どもたちはどこまで成長するのでしょうか。
年度の終わりごろにも、子どもたちの英会話教室を覗いてみたくなりました。

先生とハイタッチする園児たちまえの投稿 つぎの投稿→
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