らせ

ゆりグループAさんのカレー作り~令和6年7月10日

  • 2024.07.16
  • お知らせ

連日の猛暑でございます。皆様健やかにお過ごしでしょうか。
みやこのじょう児童学園のランチルームにて、ゆりグループAさんによるカレー作りが行われました。
そのときの様子を写真でお送りします。

お米を研ぐゆりグループさん 野菜を切るゆりグループさん① 野菜を切るゆりグループさん② 野菜を切るゆりグループさん③ 野菜を切るゆりグループさん④ 野菜を炒めるゆりグループさん 野菜を炒めるゆりグループさん② カレーの前で写真を撮るゆりグループさん① カレーの前で写真を撮るゆりグループさん② カレーの前で写真を撮るゆりグループさん③

あいにく筆者はこの日の夏野菜カレーを食べれませんでしたが、きっとおいしいカレーだったに違いありません。
次は7月24日にゆりグループBさんのカレー作りが行われますので、その時に詳しい様子をお伝えしたいと思います。

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以上児さんの英会話教室の様子~令和6年6月13日

  • 2024.06.25
  • お知らせ

梅雨明けが待たれる毎日でございます。
この日は月に2回、午後に行われる英会話教室の様子をのぞいてみました。
給食が終わると、さくらグループ(年少さん)から、みやこのじょう児童学園のホールで行われる英会話教室に行きます。

「Yellow」のカードを見せる先生

今年度の4月から英会話を始めたばかりのさくらさんは、先生の声の後に続いて単語を口にします。
「Yellow」
「イエロー!」
「One」
「ワン!」
「Car」
「カー!」
色、1から10までの数字、そして今日は乗り物の英単語を学びました。

先生の話を聞くさくらグループさん

それに加えて、ゆりグループ(年中さん)とすみれグループ(年長さん)は色と形の組み合わせ(Pink Heartなど)、11から20までの数字、感情(Happyなど)、月(Januaryなど)を先生と一緒に声に出して学びます。
すみれグループさんになると、自分の生まれ月を英語で呼ばれてから、自分で立つことができます。(中には英語が苦手な子もいますが、そこは先生や周りのお友達が手助けしています)

「12」のカードを見せる先生 「March」のカードを見せる先生

単語の練習が終わると、先生が英語の絵本を読んでくれました。
英語が苦手な子でも分かりやすいよう、キーとなる単語のみを読み、表情豊かに話してくれます。
先生の朗読も、みんな楽しそうに単語を繰り返しながら聞いていました。

英語の絵本を読む先生

朗読の後は立ち上がって輪になり、英語の歌に合わせて手遊び歌をします。
「Happy(幸せ)」「Angry(怒り)」「Scary(怖い)」「Sleepy(眠い)」
4つの感情を表情と身振りで表現しながら、みんな表情豊かに踊っていました。

輪になって踊るさくらグループさん 輪になって踊るさくらグループさん②

最後は乗り物の英単語カードを使ったゲームです。
2人1組で、乗り物カードが貼られたホワイトボードから遠く離れると、先生がそれぞれに取るべきカードを教えてくれます。
「Car(車)」「Truck(トラック)」「Bus(バス)」「Train(電車)」「Bicycle(自転車)」「Police car(パトカー)」「Fire engine(消防車)」「Ambulance(救急車)」「Ship(船)」「Airplane(飛行機)」
机をくぐってスタートし、これらのカードの中から自分の取るべきカードを取ると、ぐるっと教室を回って、ホワイトボードにカードを返します。

乗り物のカードを並べる先生

さくらグループさんは、自分の取るカードが分かる子と分からない子がいました。
分からなくてきょとんとしている子は、先生からこっそり教えてもらいながらゲームを楽しんでいました。
ゆりグループさんとすみれグループさんは聞いた単語のカードがどこにあるかすぐに理解して、競うようにカードを取りに行きます。
たまに勢い余って間違うことはあっても、すぐに正しいカードを取ることができていました。

走り出すゆりグループさん 先生と一緒に走るすみれグループさん

英会話教室が終わると、先生とハイタッチしてさようならをします。
みんな英語の先生が大好きでたまらないといった様子で、中にはハグをする子もいました。
この一年で、子どもたちはどこまで成長するのでしょうか。
年度の終わりごろにも、子どもたちの英会話教室を覗いてみたくなりました。

先生とハイタッチする園児たちまえの投稿 つぎの投稿→

今年初めての夏野菜が採れました~令和6年6月25日

  • 2024.06.25
  • お知らせ

梅雨明けが今か今かと待ち遠しい今日この頃です。
みやこのじょう児童学園では、今年初めての夏野菜が採れました。
以上児さんが採ってくれたのは、ミニトマト、ピーマン、枝豆です。

採れた夏野菜を見せる以上児さん

採れた野菜は次の日の給食に出してもらえるよう、先生と一緒に給食室へ持っていきました。
その後、今度は未満児さんがオクラを採って来てくれました。
みんなでおててをつないでオクラを給食室へ届けてくれた後、おにいさんおねえさんが採ってくれた野菜を見ました。
「わあ、見て。ピーマンだよ。――これは何のお野菜か知ってる?」
先生がミニトマト、ピーマン、枝豆をひとつひとつ見せてくれて、野菜の名前を教えてくれました。
未満児さんたちは小さな手で野菜をつかみ、じっと野菜を観察していました。

ミニトマト、ピーマン、枝豆

みやこのじょう児童学園の小さな畑のお世話はこれからも続いていきます。
夏野菜の収穫の様子も、今度お伝えいたしますね。

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お料理モンテッソーリの取り組み~令和6年6月12日

  • 2024.06.12
  • お知らせ

きらめく雨露とともに紫陽花が見ごろ迎えていますね。
みやこのじょう児童学園では、毎朝9時から10時頃まで、モンテッソーリの活動時間になっています。
その活動の一環として、「お料理モンテッソーリ」があります。
今日は「お料理モンテッソーリ」の活動の様子をお送りします。

人参とピーラー

朝に行事等がない日は、毎日お米研ぎ、野菜の皮むき、野菜を切るおしごとが行われています。
今日はさくらグループ(年少さん)とすみれグループ(年長さん)がお米研ぎ、ゆりグループ(年中さん)が野菜を切って皮をむくおしごとをしていました。
最初に野菜の皮むきをしているグループにお邪魔しました。
「こんにちは~。お写真を撮らせてくださいね」
と声をかけましたが、二人ともおしごとに集中しており、こちらをちらりと見るだけでした。

人参と玉ねぎの皮をむくゆりグループさん

女の子は手で玉ねぎの皮むきをしており、男の子はピーラーで人参の皮むきをしていました。
さくらグループのときから皮むきをしていたためか、男の子は危なげなくピーラーを使って上手に皮をむいています。
ただ、今日の玉ねぎは皮がしっかりしていたのか、玉ねぎの皮むきをしていた女の子は
「かたい~」
と言いながら一生懸命皮むきに取り組んでいました。

玉ねぎと人参の皮をむくゆりグループさん

次に野菜を切るおしごとをしているグループに行きました。
包丁を使ってのおしごとなので、とても集中してにんじん切りに取り組んでいました。
そっと、担任の先生に声をかけたのですが、
「あ、せんせい」
と言って振りかえってしまい、
「危ないから、手元を見て!」
と思わず声を出してしまいました。

人参を包丁で切るゆりグループさん

「左手は猫の手だよ」
という先生の言いつけをしっかり守り、左手は猫の手でにんじんを慎重に切っていきます。
緊張のせいか肩にぐっと力が入っていましたが、手を怪我することもなく、上手ににんじんを切っていました。

人参を包丁で切るゆりグループさん②

最後はすみれグループの様子を見に行きました。
ゆりグループの教室から出ると、ちょうどすみれグループの園児と先生が給食室から炊飯器とお米を運んでいるところでした。

炊飯器とお米をもって歩くすみれグループと先生

炊飯器とお米を置くと、まずは手洗いをします。
そして、ザルを重ねたボウルの中にお米を入れて、交代で米研ぎをします。
ボウルに水を入れて、手でグルグルとお米を研ぎます。

お米を研ぐすみれグループ

米のとぎ汁でボウルの中が白く濁ってきたら、ザルをあげて水をきり、ボウルの中の水を捨てます。

米の水気をきるすみれグループ

再度水を入れると、もう一度お米を研ぎます。
途中で交代しながら、5回ほどお米を研ぐと、先生が炊飯器のお釜の中にお米を入れてくれました。
お米の入ったお釜を平らな場所に置くと、最後に水を入れます。

炊飯器の目盛まで水を入れるすみれグループ

園児二人と先生がじっと見守るなか、「5」の目盛まで水を入れます。
緊張した面持ちでゆっくり水を注ぐので、こちらも思わず息をのんで見守ってしまいました。
無事に水を入れ終わると、先生が炊飯器の中へお釜を入れ、スイッチを押します。
教室の中でご飯を炊くので、きっと数十分後には、教室中にご飯の炊けるいい匂いがするのだろうなと思いました。
ちなみに、ゆりグループさんが切ってくれた野菜は、次の日のおかずに入ります。

炊飯器のスイッチを入れるすみれグループさん

炊きあがったご飯は、ランチルームに持っていかれ、先生が器によそってくれます。
今日のメニューはカレーだったので、子どもたちはウキウキしながらカレーのお鍋の前に並びました。

カレーの前に並ぶゆりグループさん

みやこのじょう児童学園では、2歳児以上はおかずを自分たちでよそいます。
これもモンテッソーリ教育の一環です。
先生に手伝ってもらいながら、自分が食べる分量を考え、自分でよそい、お盆に乗せて自分の席まで持っていきます。
もちろん、食べた後の食器の片付けも自分たちで行います。

サラダをよそうさくらグループさん カレーをよそうゆりグループさん

モンテッソーリ教育の中には「日常生活の練習」というものがあります。
例えば料理では、本格的な料理だけではなく、下準備や片付け、食器洗いなど、普段大人が行っている様々な家事を、子どもが「やってみたい」と思うタイミングで実践することなどが該当します。
料理だけでなく、洗濯物を畳んだり、靴を磨いたり、掃除をしたりといったことも、モンテッソーリの活動になります。
重要なのは、無理強いせず子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にすることです。

お盆に給食を乗せて運ぶゆりグループさん

「やってみたい」という気持ちを子どもが表してくれたら、その動作をゆっくりと大人が「提示して」(見せてあげて)ください。
包丁を使うなど、危ない動作が難しい場合は、トマトのヘタ取りや豆の皮むき、お茶をコップに注ぐなど簡単な動作を行うといいと思います。
モンテッソーリを日常生活に取り入れることは、難しいことではありません。
大切なのは、子どもの自主性を大事にすることです。
もし、ご家庭で子どもたちの「やりたい」が芽生えたら、お時間があるときに、一緒に簡単な家事をやってみるのもいいと思います。

給食の準備をするさくらグループさん

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とうもろこしの皮むきをしました~令和6年6月6日

  • 2024.06.06
  • お知らせ

梅雨入りも近いような天候が続いています。
みやこのじょう児童学園の今日のおやつは「スイートコーン」です。
そこで、大量のとうもろこしの皮むきを以上児さん(年長、年中、年少)に手伝ってもらいました。

とうもろこしの皮をむく以上児さん とうもろこしの皮をむく以上児さん②

朝、登園して着替えると、先生に促されてランチルームに向かいます。
そこには段ボール箱に入った大量のとうもろこしがありました。
「とうもろこし!」
「いっぱーい」
「むいていいの?」
園児たちはそれぞれの反応を見せると、一人一本、とうもろこしを手にし、皮をむき始めました。

とうもろこしの皮をむく以上児さん③ とうもろこしの皮をむく以上児さん④

最初のむき始めは少し力が要ります。
「かたいー」
と言いながら、一生懸命むいていました。

とうもろこしの皮をむく以上児さん⑤ とうもろこしの皮をむく以上児さん⑥

園児たちがむいてくれたとうもろこしは、給食室の先生が大きな鍋で湯がいてくれました。
白い湯気とともに、給食室にとうもうろこしの甘い匂いが漂います。
湯がかれてつやつやしたとうもろこしは、食べやすい大きさに切られて、おやつに提供されました。

ゆであがったとうもろこし

「みんなが皮をむいてくれたとうもろこしだよ」
と伝えると「ほんとう!?」と言いながら、嬉しそうに食べてくれました。

とうもろこしを食べる園児① とうもろこしを食べる園児②

未満児さんは丸ごとのとうもろこしが初めての子もいたようです。
先生に食べ方を教えてもらいながら、一生懸命かぶりついていました。

とうもろこしを食べる園児③ とうもろこしを食べる園児④

みやこのじょう児童学園では、こういった野菜の皮むきや米研ぎをモンテッソーリ教育の一環として行っております。
食べる前の野菜の形、皮のむき方や、自分たちが食べるまでにどのような工程があるのか。
その一部でも子どもたちが触れて、体験して、学んでほしいという願いをこめて、これからも食に関わる教育を続けていきます。

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めんたい☆キッドがやってきた!~令和6年6月6日

  • 2024.06.06
  • お知らせ

梅雨入りを控え気の重い毎日ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
6月6日、九州プロレスから、みやこのじょう児童学園に「めんたい☆キッド」がやってきました!
みやこのじょう児童学園のホールに、たんぽぽグループさん(2歳児)からすみれグループさん(年長さん)が集まり、さらに姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわりからも、2歳児さんが来ました。

めんたい☆キッドを見る未満児さん

「ぷろれすのひとがくるんだよー!」
「おっきいおとこのひとがくるね!」
5月、園にめんたい☆キッドのポスターが貼られてから、園児たちはこの日をワクワクしながら待っていました。

めんたい☆キッドの話をする園長先生

園長先生のお話を聞いた後、園児たちが「めんたい!めんたい!」とコールをします。
すると、ホールへめんたい☆キッドが入ってきました。

登場するめんたい☆キッド①

キラキラしたピンクのマスクに、大きい体と声。
その迫力に、園児たちから歓声が上がります。
中には、あまりの迫力に泣いてしまう2歳児さんもいました。

登場するめんたい☆キッド②

遠い福岡からはるばるやって来てくれためんたい☆キッドと、園児たちは手遊びをして遊びました。
先生のピアノに合わせて、「ひげじいさん」の手遊びをします。
「とん、とん、とん、とん、ひげじいさん♪」
とめんたい☆キッドの大きな歌声に合わせて、みんな楽しそうに手を動かしていました。

両手を上げる園児たち

手遊びが終わると、めんたい☆キッドが言いました。
「服を脱いでいいかな!?」
園児たちはすかさず「いいよー!」と返事をしていましたが、中には首を横に振っている子もいました。
再び「めんたい!めんたい!」とコールをすると、めんたい☆キッドがかっこよく黒いTシャツを脱ぎ捨てました。

上半身裸になっためんたい☆キッド①

現れた立派な肉体に、園児たちの歓声が再び上がります。
園児たちはみんないい笑顔で、でもどこか恥ずかしそうにしながら、めんたい☆キッドの筋肉を見ていました。
そして、再びの手遊び歌です。
「ひげじいさんの」音楽に合わせて、めんたい☆キッドが「めんたい☆キッドの歌」を歌います。
歌に合わせて、めんたい☆キッドが大きな力こぶをつくり、そして胸の筋肉をぴくぴくと動かします。
胸がぴくぴくと動くところを見たのは初めてだったのでしょうか。
園児たちは笑ったり、不思議そうな顔をしたり、自分の胸を触ってみたりと様々な表情を見せてくれました。

力こぶをつくるめんたい☆キッド めんたい☆キッドを見て笑う園児たち

「めんたい☆キッドの歌を一緒にやってくれる人!」
そうめんたい☆キッドが言うと、小さな手がたくさん上がりました。
クラスごとに、一緒に踊りたい園児が前に出て、「めんたい☆キッドの歌」を歌って踊りました。

めんたい☆キッドと一緒に踊る園児たち①

力こぶをつくるポーズはみんな上手にできていましたが、大胸筋を動かすところは、首を傾げたり、めんたい☆キッドの動く胸を見て笑ったりしていました。
中には、胸を動かしているつもりで肩が上下に動いてしまう子もいました。

めんたい☆キッドと踊る園児たち② めんたい☆キッドと踊る未満児さん

手遊びが終わった後は、めんたい☆キッドの筋肉にタッチをしました。
列をつくって、ひとりひとり、めんたい☆キッドの硬い筋肉にタッチします。
2,3人、怖がってしまう子もいましたが、みんな興味津々といった様子で、めんたい☆キッドの筋肉を触っていました。

めんたい☆キッドの筋肉に触る園児たち① めんたい☆キッドの筋肉に触る園児たち② めんたい☆キッドの筋肉に触る園児たち③

最後は年齢ごとにめんたい☆キッドと記念写真を撮りました。
1枚目はピース、2枚目は力こぶをつくって「めんたい☆キッドのポーズ」で。
園児たちだけでなく、先生たちもめんたい☆キッドと記念写真を撮りました。

めんたい☆キッドと記念写真を撮る園児たち

手遊びに筋肉タッチと記念写真。
楽しい時間はあっという間に過ぎます。
めんたい☆キッドとさよならの前に、
「みやこのじょう児童学園から九州を――」
「「「げんきにするばい!!」」」
と大きな声でコールをしました。

めんたい☆キッドとコールする園児たち

「またきてねー!」
「バイバーイ!」
園児たちに「また来るね!」と言葉を残し、めんたい☆キッドは颯爽とホールから出ていきました。
めんたい☆キッドが去ってからも、興奮冷めやらぬ様子の園児たち。
みやこのじょう児童学園にやってきた、優しくてかっこいいヒーローとの交流を園児たちは心の底から楽しんでいました。

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いちご狩りに行ってきました~令和6年5月30日

  • 2024.05.30
  • お知らせ

少し汗ばむ陽気に夏の足音を感じています。
みやこのじょう児童学園のすみれグループ(年長さん)とゆりグループ(年中さん)は、今日5月30日、いちご狩りに行ってきました。
マイクロバスから降りると、園児たちは集まり、農家の方の説明を聞きました。
美味しいいちごの見分け方、いちごの摘み方を教わります。
そして、中にいる蜂さんは「お仕事をしてくれるいい蜂さんだから、怖くないよ」との説明も受けました。

ビニールハウスの前に集まるすみれグループ ビニールハウスの前に集まるゆりグループ

説明中もうきうきしていた園児たち。
中へ入ると、たくさん実っている赤いいちごに、小さな歓声が上がりました。
先生の許可が出ると、もう待ちきれない、といった様子で6棟もあるハウスの中、各々好きな場所へ散らばっていちごを摘んで食べ始めます。

ハウスの中を歩くすみれグループ ハウスの中を歩くすみれグループ②

自分の手で摘んだいちごを口に入れると、甘い果汁と香りが口いっぱいに広がります。
みんな「あまい!」「おいしー!」と言いながら、いちごを次々口の中へ運んでいました。

口を大きく開けていちごを食べるすみれさん いちごを手に持つすみれさん

甘いいちごをたくさん食べすぎて、中には「もうお昼ごはんたべれなーい!」と言っている園児もいました。(給食はみんないつもの量を綺麗に食べていました。)

いちごを頬張るゆりグループ いちごを手にポーズするすみれさん

晴れた日のビニールハウスの中は、気温が40度を超すときもあります。
水筒を持っていくなど熱中症対策はしていましたが、「あつい~」と言って、いちごを食べ終わった園児たちはハウスの外で待機していました。
ですが、「どうしてもまだ食べたい人はあと一回行っておいでー!」と先生に言われると、みんなもれなくハウスの中へ戻って再度いちごを食べていました。

いちごを摘むすみれさん

おなかいっぱい食べると、園児たちはお留守番をしているさくらグループ(年少さん)と未満児さんたちのために、お土産のいちごを摘み始めました。
同じように、お土産用にいちごを摘んでいる先生たちのもとへ、両手いっぱいにいちごを抱えて、「これ、あげるー」と運んでいきます。
園児たちの協力もあり、お土産用のいちごは大きな入れ物4つ分にもなりました。

お土産用のいちご

持ち帰ったいちごは、給食室の先生が綺麗に洗って、選別してくれました。
今日のおやつは「くだものゼリー」でしたが、すみれグループさんとゆりグループさんが持って帰ってきてくれたいちごが添えられ、いつもより豪華にみえました。

さくらグループさんとたんぽぽグループさん(1、2歳クラス)は大喜びで、にこにこしながらいちごを食べていました。

たくさんのいちごは、姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわりにも持っていかれました。
優しいすみれグループさんとゆりグループさんのおかげで、小さい子みんなにいちごが渡り、「いちごがり、いきたかった」と言っていた子も嬉しそうな表情を見せてくれました。

いちごをたべるたんぽぽさん いちごをたべるさくらさん

そしてさらに、今回はいちごのお持ち帰りもできました。
すみれグループさんとゆりグループさんが、お土産で頂いたいちごを嬉しそうに受け取り、「おとうさんとおかあさんにあげるの」と胸の温まる一言を聞かせてくれました。

持ち帰り用のいちごを見せるすみれさん

美味しいいちごをおなか一杯食べて、お土産用のいちごも頂き、すみれさんとゆりさんにはとても幸せな一日なったことと思います。
行きたがっていたさくらさんはまた来年、いちご狩りに行けると良いですね。

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すみれグループさんのお茶教室~令和6年度5月9日

  • 2024.05.14
  • お知らせ

初夏のすがすがしさが肌に心地よい季節です。
みやこのじょう児童学園では、毎月2回、園長先生によるお茶の教室があります。
お茶の教室を受けるのは、すみれグループ(年長)の園児たちです。
いつもはニコニコと元気いっぱいの子供たちも、お茶教室のときは真剣な表情で、きちんと正座をして園長先生のお話を聞いていました。

正座で園長先生のお話を聞くすみれグループさん

すみれグループさんはお茶を先に頂くグループ、お茶を先に点(た)てるグループに分かれました。
みやこのじょう児童学園にある八畳の茶室へ、先にお茶を頂くグループが入室します。
当園のお茶の流派は裏千家です。茶室への入室は右足から行います。

茶室で正座する2人のすみれグループさんと園長先生

入室して正座で一礼。
右足を立てて立ち上がり、お花と掛け軸の前で再び正座で一礼。
お花と掛け軸へ目線をやり、さらに一礼。

花と掛け軸に向かって一礼する2人のすみれグループさんと園長先生

それから自分の席へ向かいます。
練習を始めてまだ一か月。
みんな緊張した面持ちとぎこちない動きでしたが、畳の縁を踏まないよう、綺麗な礼ができるよう、一つ一つの動作を注意深く行っている様子が分かりました。

盆に乗ったお菓子をもらって一礼するすみれグループさん

お茶を頂くグループが茶菓子を頂いた後、正座でじっと待っていたもう一つのグループがお茶を点て始めます。
園長先生のお手本を見つめながら、茶筅(ちゃせん)を上下に細かく動かしてお茶を点てていきます。

お茶を点てるすみれグループさん

細かい泡が綺麗にできると美味しいお茶になりますが、まだまだ練習中のすみれグループさん。
一生懸命、茶筅を動かしますが中々細かい泡ができない子が多くいました。
ですが、中には細かい泡が綺麗にできている子もいました。

綺麗にお茶を点てるすみれグループさん

お茶が出来上がったら、古帛紗(こぶくさ)の上に茶碗を乗せ、もう一方のグループへ持っていきます。
動かしている足を調整して右足から頑張って入り、正座をします。

点てたお茶を茶室へもっていくすみれグループさん

「おうすをいっぷくさしあげます」(お薄を一服差し上げます)

お茶をお友達に渡して一礼するすみれグループさん

そう一言添えて、薄茶を差し出します。
お茶を出した後は退出をしますが、入室のときとは違い、退室は左足からです。
足が多少まごつく子もいましたが、みんなきちんと左足から退室していました。

空になった茶碗を持って退室するすみれグループさん

お茶を差し出されたグループは、左手に茶碗を取り、手前に2回回してお茶を頂きます。
お茶を頂くときは、お茶を用意してくれたお友達に感謝をしていただきます。
一息に飲み切る子もいましたが、ほろ苦い大人の味に苦戦しながら飲んでいる子もいました。

お茶を飲むすみれグループさん

もう一方のグループが再度入室して飲み終えた茶碗を下げると、一度全員退出して、グループを入れ替えて再度これまでの流れを行いました。
茶道は礼に始まり、礼に終わります。
そしてお茶を頂くときは、お茶を頂けることへ、お茶を用意してくれた方へ、感謝の気持ちをもって頂きます。

正座で一礼するすみれグループさんと先生たち

礼節と感謝の心。
お茶の教室を通して、その2つを養ってほしいと思います。

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今年度初めての避難訓練が行われました~令和6年4月30日

  • 2024.05.08
  • お知らせ

こんにちは。ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
みやこのじょう児童学園では、4月30日に今年度1回目の避難訓練が行われました。
今回の避難訓練は、「火事のときのベルと地震のときのベルを聞こう」「避難のときのお約束を思い出そう」がテーマでした。

ホールに集まる園児たち

みやこのじょう児童学園のホールに、0歳児から6歳児まで、みんなで集まってお話を聞きます。

園長先生のお話を聞く園児たち

最初は園長先生のお話を聞いて、「火事のときのベル」と「地震のときのベル」を聞きました。
火事の際の「リリリリリリリリ!」というベルは、みんなビクッとなりながらも、真剣な顔で冷静に聞いていました。
しかし、地震の際の「ゥウ~~~!」というベルはあまりの大きな音に、泣いてしまう子もいました。

地震時のベルにおびえる未満児さん 地震時のベルにおびえる以上児さん

火事のときと地震のとき、それぞれの避難方法を園長先生から聞いた後は、避難時のお約束をみんなでおさらいしました。

避難時のお約束について話す先生

「お」おさない
「か」かけない
「し」しゃべらない
「も」もどらない
子供たちへ少しでも浸透するよう、先生が一つ一つ「何のお約束だったかな?」と質問します。
それら先生からの問いかけを、みんな大きな声で的確に答えていました。

消火器を持って話す先生

最後は、園内の各所に置かれている消火器を絶対に触らないように、というお話も聞きました。
とても大切なお話でしたが、長い間みんな集中力を切らすことなく、真剣に聞いていました。
子供たちの日常を壊すような出来事は起きてほしくありませんが、いざというときにこの訓練が小さな命を守ってくれることを願います。

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4月のお誕生日会がありました~令和6年4月25日

  • 2024.04.25
  • お知らせ

皆様、新生活にはもう慣れた頃でしょうか。
今日、みやこのじょう児童学園のホールでは、4月生まれのお友達のお誕生日会がありました。
リズミカルな音楽に合わせて4月生まれのお友達が顔を隠して一人ずつ入場します。
椅子の前で一度止まると、名前あてゲームが始まりました。
先生が「だーれでしょう?」と尋ねると、みんなが「〇〇ちゃーん!」と答えます。
名前を呼ばれたお友達は、照れながら手を振り返していました。

入場する4月の誕生者

全員が入場すると、先生が一人一人へ質問します。
名前や年齢のほかに、「プレゼント何もらった?」「どんなケーキを食べた?」「好きな遊びは何?」など。
みんなモジモジしながらも、しっかりと質問に答えていました。

インタビューされる4月の誕生者

その後は、園長先生が一人一人に声をかけながら、冠をかぶせていきます。
「年長さんになりましたね。たくさんの事を覚えなければいけませんが、頑張ってください。」
「年中さんになって、お姉さんになりましたね。逆上がりができるよう、応援しています。」
「小さい子のお部屋から、お兄さんたちのクラスに入りましたね。慣れないことも多いでしょうが、楽しんでくださいね」
園長先生の温かい言葉と子供たちの誇らしそうな表情に、胸がほっかりしました。

園長先生から冠をもらう誕生者

冠贈呈の後は、園のみんなからお歌とお誕生日カードのプレゼントです。
贈る側も贈られる側も、ニコニコと嬉しそうな表情を見せてくれました。

カードの贈呈を行う以上児さんたち

最後は4人の先生から出し物のプレゼントです。
紙皿をうまく活用した、手裏剣と忍者のお話。

紙皿に書いたイラストで劇をする先生

ちょうちょがリボンに変わる、不思議な箱を見つけたお話。

ふしぎな箱の劇をする先生

何でも食べてしまう腹ペコな鯉のぼりのお話。

こいのぼりの劇をする先生

かけっこが大好きな猫の交通安全の紙芝居。

交通安全の紙芝居をする先生

どのお話もみんな興味深そうに、時々入る先生からの声掛けに大きな声でお返事をしながら聞き入っていました。
そして、給食室からはいつもよりちょっと豪華な給食のプレゼントです。
今日のメニューは「お花ばたけ」「豆腐とにらのスープ」「春雨サラダ」「焼売」でした。
みんな、「いつもよりおいしい!」「みて!ごちそうだよ!」と嬉しそうでした。

お誕生日献立の給食を食べる以上児さんたち
誕生日献立の給食を食べる以上児さん

ちなみに、おやつは「プリンアラモード」でした。

プリンアラモードを食べる以上児さんたち
プリンアラモードを食べる以上児さんたち②

楽しい誕生会に、美味しい給食。
お祝いされた方も、した方も、きっと思い出に残る誕生会になったことと思います。

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©MIYAKONOJO KINDERGARTEN