花盛りが過ぎ去り、野山の緑が濃さを増しております。
4月20日、土曜日。
「みやこのじょう児童学園」と「みやこのじょう児童学園ひまわり」合同で、春の親子遠足を行いました。
場所は高千穂牧場。霧島連山の麓に広がる、緑豊かな牧場です。
お天気が心配されていましたがなんとか決行でき、総勢約200名の園児がご家族の方々と一緒に遠足を楽しみました。
こちらでは、以上児さんの遠足の様子をお届けします。
(未満児さんの遠足の様子はこちら)
最初は以上児さん、未満児さん合同で集まり、園長先生のお話を聞きました。
そして、これからのゲームに向けて準備運動のダンスをします。
その後、以上児さん、未満児さんで分かれて、すみれグループ(年長さん)、ゆりグループ(年中さん)、さくらグループ(年少さん)ごとに親子ゲームをしました。
まずはさくらグループです。
さくらグループは赤と青の色で競う「陣取りゲーム」をしました。
保護者の方と手をつないで、よーいドン!
一方のチームは赤いパネルを青へ、もう一方のチームは青いパネルを赤へ、どんどん替えていきます。
得意げに次々パネルを替えていく子、替えようとしたパネルをお友達に取られてちょっと呆然とする子。
様々な表情が見られましたが、みんな楽しそうにゲームをしていました。
次はゆりグループのゲームです。ゆりグループは「しっぽ取りゲーム」をしました。
帽子の代わりにハチマキをつけて、帽子をしっぽに見立ててズボンに挟みます。
こちらのゲームも保護者と手をつないで行いました。
さすがに年中さんともなると走るスピードも速く、保護者の方たちも必死に走っていました。
中には勢い余って、保護者の手を放して一人で走って行ってしまう子もいました。
帽子をとった子はキラキラと嬉しそうな表情を見せ、逆に取られた子は少し悔しそうな表情を見せていました。
ですが、帽子を相手へ返す場面では、仲直りができたのかお互いニコニコと笑顔でした。
最後はすみれグループです。すみれグループは「おんぶ騎馬戦」を行いました。
保護者の方の背中におぶさり、被っている帽子を取り合うゲームです。
一年後には小学生のすみれグループさん。その温かな重さを感じつつ、両チームともスタートの歩みはゆっくりでした。
ですが「はやくー!」「はしってー!」の掛け声とともに保護者の方の足も速くなり、両チームがぶつかり合う頃には駆け足のスピードになっていました。
子供たちは動く保護者の背中の上でバランスをとって、器用に相手の帽子を取ろうと手を伸ばし、保護者の方は背中の子供たちを落とさないよう、巧みに保護者の方々の中を動き、小さな手をかわしていきます。
競技が終わると、子供たちは「楽しかった!」とキラキラした表情を見せ、保護者の方たちは「楽しかったけど大変だった!」とヘトヘトな様子でした。
以上児さん、未満児さん、それぞれの競技が終わった後は、みんなで大きな輪を作り、ダンスを踊りました。
1歳から6歳まで、みんなで大好きな保護者の方々と一緒に踊れて嬉しそうでした。
ダンスの最後には「たかいたかい」を保護者の方からしてもらい、中には空へ飛んでいきそうなほどの「たかいたかい」をしてもらっている子もいました。
最後はぽつぽつと雨が降ってきて、慌てての解散になりましたが、みんな笑顔で遠足を終えることができました。
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