
少しずつ暖かい日が増え、園庭の草花のつぼみもふくらみだしました。
2月21日、みやこのじょう児童学園では、知能算数教室の公開授業を行い、保護者の皆さまに子どもたちの活動の様子をご覧いただきました。
「知能算数教室」は高知県に本部がある、「積み木のにっしん」が考案したもので、今回は福岡直営校の室長先生である、浜田先生をお招きして、特別に授業を行っていただきました。
ももグループ(1歳児)の子たちは、積み木を小さな箱にぴったり詰める課題や、色ごとに分けて積み木をつめていく課題に取り組みました。
最初は保護者の方と離れることが寂しく、ホールに入ってきたときには泣いている子も多く見られましたが、授業が始まると少しずつ落ち着き、積み木を手に取り課題に取り組みだしました。
課題が出来上がったとき、お話が上手な子は「できました!」と元気な声で知らせてくれたり、まだ言葉で伝えることが難しい子も手を挙げてアピールしてくれたりと、それぞれの形で一生懸命取り組んでいました。
中には、初めて色をそろえることができた子もおり、子どもたちの成長を感じる場面となりました。
たんぽぽグループ(2歳児)の子たちは、ももグループと同じ色分けの課題から始まり、先生が箱に入れた積み木と同じものをそろえていく課題や、離れたところに提示された見本と同じ模様を箱の中につくる課題に取り組みました。
子どもたちは浜田先生のお話をよく聞き、合図とともに一斉に積み木を取りました。
泣くこともなく、真剣な表情で課題に取り組み、次々と「できました!」という声が聞こえてきました。
たんぽぽグループになると、知能算数教室の課外授業(習い事)に参加している子と、月に1回の正課のみの子で、少しずつ取り組み方に違いも見られるようになります。
課外授業に参加している子は、慣れ親しんだ課題ということもあり、見本を見ながらすぐに模様づくりに取り組んでいました。
近くで見ると「ここが青で、ここが黄色」と分かりやすい模様でも、離れた場所にある見本を見ながら同じ形をつくるのは意外と難しいものです。
子どもたちは遠くの見本とにらめっこをしながら、「ああでもない、こうでもない」と積み木を入れ替え、一生懸命取り組んでいました。
さくらグループ(3歳児)からは、正課のみの子どもたちと課外授業に参加している子どもたちで、課題の内容を分けて行いました。
正課の子どもたちは、三角や長方形、台形などさまざまな形の積み木を箱に入れる課題や、配られた冊子に描かれている図と同じ形をつくる課題に取り組みました。
課外生は、未満児クラスでも使っていた5色の積み木を使い、先生が箱に入れた積み木と同じものをそろえる課題や、前に提示された見本と同じ模様をつくる課題に挑戦しました。
難易度は未満児さんたちの課題よりさらに上がり、見本と同じ配色で模様をつくった後は、色を入れ替えて同じ模様をつくる課題にも取り組みました。
課題は難しいものでしたがこれまでの練習の積み重ねもあり、子どもたちは課題にスムーズに取り組んでいました。
どんどん難しくなる課題に頭を悩ませながらも、「あれかな?」「こっちかな?」と試行錯誤を繰り返し、一生懸命考える姿が見られました。
未満児クラスの子どもたちと比べて「できました!」の声が上がるスピードも速く、答え合わせをする先生たちが忙しく動き回るほどでした。
ゆりグループ(4歳児)も、さくらグループと同じ課題に取り組みました。
さくらグループに比べて少し落ち着いた雰囲気ゆりグループたちは、元気いっぱいのさくらグループほど大きな声でのお返事はありませんでしたが、その分、課題に取り組むスピードはとても速く、正課の子も課外授業に参加している子も、次々と課題を進めていく姿が見られました。
課外生の課題では、掲示されている模様をすべてつくり終える子も現れ、そのような子どもたちは「白と赤を入れ替える」などのルールを追加し、さらに発展した課題に取り組んでいました。
短い時間でしたが、子どもたちは頭を一生懸命働かせながら集中して取り組んでいました。
授業が終わったころには、考え続けたことで少し疲れたのか、ぼんやりとした表情を見せる子もおり、真剣に取り組んでいた様子がうかがえました。
公開授業の最後は、園で一番元気なすみれグループ(5歳児)の授業でした。
元気いっぱいのすみれグループたちは、浜田先生からの問いかけにもはきはきと返事をし、やる気に満ちた様子で授業に臨んでいました。
浜田先生の「よーい…どん!」の合図で一斉に箱を取ると、競うように課題に取り組み、次々と完成させていきます。
あまりのスピードに、答え合わせをする先生たちが追いつかないほどでした。
課外生の課題では、色を入れ替えるルールが一つだけでなく、さらにもう一つ追加された発展的な課題にも挑戦しました。
それも終えた子どもたちは、掲示されている模様の「鏡合わせ」を頭の中で想像しながら箱の中に積み木を並べていく課題にも取り組んでいました。
ただ見本通りに模様を作るだけでなく、増えていくルールを覚えながら「どうなるか」を頭の中で考える課題に、子どもたちは一生懸命取り組んでいました。
授業が終わるころには、たくさん頭を使ったためか、少しぼんやりとした表情を見せる子も多く、集中して取り組んでいた様子がうかがえました。
各クラスの授業の後には、浜田先生による講話が行われました。
そして、以上児クラスの授業の後には、保護者の皆さまにも実際の課題を体験していただきました。
子どもたちが取り組んでいた課題と同じものに挑戦していただきましたが、想像していたよりも難しかったようで、首をかしげたり手を止めたりしながら取り組まれる姿が見られました。
その中で、だんだんと課題の面白さを感じ始めた方もいたようで、楽しそうに取り組まれている保護者の方の姿も見られました。
子どもたちと同じように、浜田先生をはじめとした積み木の先生たちに「できました」と手を挙げて答え合わせをしてもらう場面もあり、ホールには温かい空気が広がっていました。
「人生を切り拓いていく心と能力の土台を築くこと」を第一の目標として取り入れている、積み木のにっしんの知能算数教室。
みやこのじょう児童学園でも、積み木を通じて「自分で考える力」と「最後までやり抜く力」の基礎を育んでいければと思います。
今回は積み木のにっしん、福岡直営校の主任である、浜田先生にお越しいただきました。
お忙しい中、当園へご足労いただき、そしてご教授いただき、ありがとうございました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。
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