
梅雨も明けて本格的な夏となってまいりました。
さて、令和7年度7月より、みやこのじょう児童学園のホームページにあります、フォトアルバムの運用を開始いたします。
当園では、日々の保育活動中や行事の際に園児の写真を多く撮っており、現在はその写真の一部を加工してホームページへ掲載しています。
その中には、掲載できなかった写真がたくさんあり、「その写真も見たい」「日々の生活をもっと見たい」という保護者様からのご要望も多数ありましたので、フォトアルバムの方にてお子様方の日々の様子をお届けできればと思っております。
最近では、以上児さんの3時のおやつの時間に各クラスへお邪魔して、写真を撮ってまわりました。
子どもたちは筆者がカメラを持っていると、ニコニコ笑顔で寄ってきて
「しゃしんとって!」
と、とてもいい笑顔を向けてくれます。
「わたしとってないよ!」
「もういっかいとって!」
など、カメラが好きな子が多く、たくさんアピールもしてくれましたが、お昼寝から目が覚めたばかりのさくら(年少)さんは、まだ眠いのかぼんやりとした表情の子が多く見られました。
未満児さんたちの教室には、朝の活動時にお邪魔しました。
クラスによって、朝のおやつを食べていたり、モンテッソーリの「おしごと」に取り組んでいたりでしたが、見知らぬ大人にカメラを向けられて、表情が硬くなってしまう子が多くいました。
今後、写真を撮る機会が増えますので、少しずつ筆者とカメラに慣れていってくれればと思っております。
フォトアルバムのページはパソコンでの画面、スマートフォンでの画面それぞれ、右上に「フォトアルバム」のアイコンがあります(黒枠で囲んでいる部分)。
そちらをクリックまたはタップしていただくと、パスワードを入力する画面が出てまいりますので、そちらにパスワードを入力してご覧ください。
フォトアルバムを運用していくうえで、ご家族の方々に守っていただきたいルールにつきましては、園よりお配りしております「お知らせ」に記載しておりますので、必ずご確認をお願いいたします。
当園に在籍しております、みなさまが気持ちよくフォトアルバムを利用できるように、ルールをお守りくださいますよう、お願いいたします。
梅雨明けが待たれる毎日でございます。
この日、みやこのじょう児童学園では6月の誕生会が行われました。
今回は未満児さんの誕生会の様子をお届けします。
いつもはランチルームで開催している未満児さんの誕生会ですが、6月は年に1回のお客様―兄弟児(弟や妹)とご家族の方―を招いての開催です。
ランチルームにみんな集まると、6月の誕生者のお友達がみんなの前にお顔を隠しながらやってきます。
「だ~れだ?」
「〇〇ちゃーん!」
先生が問いかけると、子どもたちはお顔を隠したお友達の名前を呼びます。
名前を呼ばれたお友達は手をあげながら、照れながら、お顔を出してくれました。
主役のお友達が席につくと、先生がインタビューをしていきます。
「お名前はなんですか?」
「何歳になりましたか?」
たんぽぽグループ(2歳児)のお友達の一人は元気にお名前や歳を言っており、お誕生日の日にどんなケーキを食べるのかも教えてくれました。
もう一人のたんぽぽさんは最初もじもじとしており、中々答えることができませんでしたが、最後にはきちんと自分の名前などを言うことができました。
落ち着いた様子で座っていたももグループ(1歳児)のお友達は、先生に名前を呼ばれると、元気に手をあげました。
覚えたての「2」を一生懸命、指でつくっている姿がとても可愛らしかったです。
ちゅうりっぷ(0歳児)さんたちもじっとお椅子に座って、先生からの紹介を聞いていました。
お誕生日のお友達の紹介が終わると、園長先生からキラキラ光る冠のプレゼントです。
「一つお兄さん、お姉さんになりましたね。お外でいっぱいあそんでくださいね」
など、一人一人に言葉をかけながら冠を頭にかぶせていきます。
みんなからはお歌と色紙のプレゼントです。
主役の子たちはニコニコと嬉しそうに、園長先生とみんなからのプレゼントを受け取っていました。
お友達からのプレゼントの後は、先生たちからのプレゼントです。
子どもたちの目の前に可愛らしいイラストを張り、「あめふりくまのこ」の歌に合わせてイラストを動かしていきます。
優しいピアノと先生の歌声、そして動くくまさんのイラストを、子どもたちは落ち着いた様子で聞いていました。
「あめふりくまのこ」の後は、「おたんじょうび」の会場にやってきた「おともだち」を当てるゲームです。
見開きの大きなカードの中心にある穴から、動物のイラストがちらっちらっと出てきます。
「誰が来たかな~?」
「くまさん!」
「ぱんだー!」
一瞬しか見えないイラストを頼りに、子どもたちはぱっと思いついた動物の名前を口にします。
いろんな動物が「おたんびょうび」の会場にやってきて、最後にやってきたお猿さんは、大きなお誕生日ケーキのカードを持ってきてくれました。
たくさんのプレゼントの最後は、先生たちのダンスです。
手に乗せたお手玉を落とさないよう、コミカルな音楽に合わせて踊ります。
明るくおどける先生たちにつられて、子どもたちもニコニコ笑顔で手を叩きながら見ていましたが、中にはきょとんとしているお友達もいました。
これで6月の未満児さんの誕生会はおしまいです。
お誕生日はいくつになっても特別な日ですが、子どもたちにとってはより特別な日です。
ご家族の方々も、お子様の成長を強く感じられる日なのではないでしょうか。
年に一度の誕生日。
お誕生日の当日は美味しいケーキに素敵なプレゼントで、もっと特別な一日になるといいですね。
きらめく雨露とともに紫陽花が見ごろを迎えていますね。
さて、今回は5月末に子どもたちが行ってきた「いちご狩り」の様子をお知らせします。
例年より早い梅雨入りを迎えたため、今年のいちご狩りの日は雨でした。
それでもすみれ(年長)さんとゆり(年中)さんは朝からワクワクしており、迎えに来たバスに乗ると
「いってきまーす!」
と大きく手を振って元気に園を出発しました。
朝は雨が降っていましたが、園児がハウスに到着すると不思議と雨が止み、農家の方からの説明や先生のお話を、雨を気にすることなくゆっくりと聞くことができました。
ハウスの中は、甘いいちごの香りでいっぱいでした。
子どもたちは最初のいちごをちぎって口に入れると、
「あまーい!」
「おいしい!」
と嬉しそうに言い、それからはそれぞれのペースでいちご狩りを楽しみだしました。
青々と茂るいちごの葉の中を、
「これあかいよ!」
「おっきいのどれかな~」
「へんなかたちのみつけた!」
とより美味しそうないちごを探しながら、半ば探検気分で進んでいきます。
子どもたちがいちご狩りを楽しんでいるその隣で、先生たちは園でお留守番しているお友達のために、大きな箱いっぱいにいちごを摘んでいました。
「もうそろそろ終わりの時間だよー!」
そう先生に声をかけられても、子どもたちは一生懸命いちごを摘んで食べていました。
最後まで残っていた子はゆりさんだったのですが、行けなかった去年から(いちご狩りに行けるのはゆりグループさんからです)ずっと楽しみにしていたそうで、ハウスに到着してからは一言もしゃべらず、ずっといちごを食べていたそうです。
おなかいっぱいでハウスを後にしたすみれさんとゆりさん。
先生たちが摘んだいちごは児童学園へ持って帰り、その日のおやつに提供されました。
お留守番していたお友達も甘くておいしいいちごを食べることができて、きっと嬉しかったことでしょう。
ゆりグループさんたちは「また来年」、さくらグループさんたちは「やっと来年」。
今から来年のいちご狩りが楽しみな子どもたち。
来年も美味しいいちごをたくさん食べられるといいですね。
梅雨が続いておりますが、気温はもう夏の様子ですね。
雨の合間を狙って、この日、すみれグループ(年長)さんとゆりグループ(年中)さんがお芋の苗植えに行ってきました。
曇り空の下、準備万端の子どもたちが園庭に集まりました。
園庭に並んで点呼が終わると、「いってきまーす!」とお留守番しているさくら(年少)さんや先生たちに大きく手を振って出発です。
歩道をてくてくと進んで、手をあげて横断歩道を渡り、もう少し歩いたらお借りしている畑に到着です。
元気いっぱいの子どもたちは、道中もとても楽しそうに歩いていました。
「おはなさいてる!」
「せんせいみて!むしがいる!」
「トラックがいたよ!」
お友達とおしゃべりをしながら歩き、筆者の向けるカメラにもいい笑顔を見せてくれました。
畑に着くと、子どもたちは先生に一人ずつ呼ばれて、ビニールがかかった畝の前に立ちます。
目の前には3つの穴と3本の芋苗。
待ちきれないのか、すぐに土や芋苗を触る子どもたちもおり、先生にすかさず注意されていました。
先生の説明を聞いた後は、いよいよお芋の苗植えです。
みんなそれぞれ苗を手に持ち、ビニールに空いた穴へさしていきます。
ですが、「真上じゃなくて斜めにさすんだよ」という先生の説明に首をかしげている子もおり、
「ななめってこう?」
「せんせい、あってる?」
と確認しながら苗植えをする慎重なお友達もいました。
1人3本ずつ苗を植えると、来た時と同じペアの子と手を繋いで帰路につきます。
「いつおいもになるの?」
「たのしかった!」
「おててまっくろ!」
口々に感想を言いながら、子どもたちは無事に園へ帰りました。
次に畑へ行くときは秋のお芋ほりです。
大人にとってはあっという間の数か月も、子どもたちにとっては長い月日かもしれません。
「秋にはたくさんお芋がとれるといいね」
そう子どもたちと言い合って、初夏の苗植えは終了しました。
雨露がきらきらと瞬く日々が続いておりますね。
みやこのじょう児童学園の玄関先にポスターが貼られてから、
「いつくるの?」
「はやくきてほしい!」
と子どもたちが心待ちにしていたイベントの日がやってきました。
九州プロレスの重量級選手「野崎広大」がみやこのじょう児童学園に来訪する日です。
去年、同じ九州プロレスの選手が来訪して以来プロレスに興味を持った子も多く、その日は朝からどこか浮ついた空気が漂っていました。
朝の活動を終えると、期待に目をキラキラさせた子どもたちがホールに集合しました。
姉妹園のみやこのじょう児童学園ひまわりからも、たんぽぽさん(2歳児)たちがやってきました。
先生のお話の後、合図とともに野崎選手が入場しました。
分厚い胸板とたくましい筋肉を持った野崎選手に、子どもたちから大きな拍手と歓声が沸き上がります。
あまりに分厚い胸板なので、来ていたTシャツが窮屈に見えてしまうほどです。
その迫力に、泣いてしまう小さなお友達も出てしまいました。
「みなさん、こんにちは!」
優しくも力強い挨拶に、園児たちも大きな返事をします。
それから野崎選手は福岡にある「九州プロレス」という場所から来たことなど、自己紹介をしてくれました。
自己紹介が終わると、「プロレスラーがしている、足が速くなる運動」を教えてくれました。
「足が速くなる」
というワードに、子どもたちはすぐに食いついて目をキラキラさせます。
「足が速くなる運動」、それは「スクワット」でした。
野崎選手がスクワットの仕方を実際に見せて教えてくれます。
「みんなで一緒にやってみよう!」
その言葉を聞くと、子どもたちはすぐに立ち上がりました。
「無理はしないようにね」と声をかけて、野崎選手と子どもたちは10回、スクワットをしました。
「いーち、にー、さーん」
野崎選手の力強い声と、子どもたちの大きい声がホールいっぱいに響きます。
以上児さんはもちろん、たんぽぽさんまで、みんなで元気いっぱいスクワットをしました。
スクワットを終えると、野崎選手はみんなに質問をしました。
「プロレスラーは、一日に何回くらいこのスクワットをするでしょうか。分かる人!」
少しの考える時間の後、いくつかの手があがりました。
「10かい!」
最初に答えた子はそう答えました。
「10回!プロレスラーになるには少ないかなー」
野崎選手の返事を聞くと、次に答えた子は「12かい!」と回答しました。
可愛らしい回答に、野崎選手や先生たちの間にほのぼのとした空気が流れます。
「100かい!」
最後に答えた子は大きく数字を吊り上げ、自信満々に答えます。
ですが、それも不正解でした。
「それでは、正解を言います。正解は1000回です!」
野崎選手の言葉に、ホールから大きなどよめきが聞こえました。
小さいお友達の中には「1000」という数字をまだ知らない子もいたと思いますが、お兄さんやお姉さん、先生たちの反応からとても大きい数字だと分かったのでしょう。
いっしょに驚いている様子が可愛らしくみえました。
その後は、野崎選手への質問コーナーの時間が設けられました。
「何か、聞きたいことがある人!」
質問が投げかけられると同時に、小さな手を大きな声が一斉にあがりました。
たくさんのお友達の中から選ばれた子たちは、少しもじもじしながら、可愛らしい質問をしていました。
「すきなたべものはなんですか?」
「すきなひとはだれですか?」
子どもらしく微笑ましい質問内容に、野崎選手も優しい笑みをこぼしながら、質問に答えてくれました。
先生に選ばれた子たちの中には、野崎選手のグッズを持っているほどの大ファンの子もいました。
そのことを知っていた先生は、手をあげてくれたその子にもマイクを向けましたが、いざ立つと間近で見る本物の野崎選手に恥ずかしくなってしまったのか、何も話せなくなってしまっていました。
楽しい時間の終わりには、野崎選手が来ていたTシャツを脱いで、重量級の逞しい筋肉を見せてくれました。
子どもたち何人分もある大胸筋や上腕二頭筋、大腿四頭筋に、またまた大きな歓声があがります。
最後には、クラスごとに野崎選手と記念写真を撮りました。
ピースをしたり、両腕を肩の高さでまげて逞しいポーズをしたり、思い思いのポーズで写真を撮っていました。
こうして、九州プロレスの野崎広大選手との楽しい時間は終わりました。
「またきてくれるかな」
と、すでに次の機会を楽しみにしている子たちもいるようです。
子どもたちに貴重で楽しい時間をくださり、ありがとうございました。
「九州プロレス」のホームページはこちら
←まえの投稿 つぎの投稿→慌ただしい春が過ぎ、雨の足音が聞こえてまいりました。
みやこのじょう児童学園に多々ある行事のトップバッターを飾るのは、春の親子遠足です。
こちらでは、以上児さんたちの様子をお届けします。
春の若葉が映える青空の下、都城市にある観音池公園にたくさんの家族が集まりました。
大好きなご家族の方々と一緒にニコニコ顔でやってきたお友達は、クラスごとに集まり、先生の前に並びます。
最初のプログラムは、準備体操のダンスです。
以上児さんは振り付けもバッチリ覚えており、リズムに合わせて大きく踊っていました。
ただ、はつらつと踊る以上児さんたちの中で、筆者が印象に残ったのは、4月から以上児さんのクラスにあがったばかりの、さくらグループさん(3歳児)たちの姿です。
大きな体操服をダボっと着こなしながら、先生やお兄さん、お姉さんたちを手本にどこかたどたどしく踊る姿は、とても可愛らしいものでした。
準備運動のダンスが終わると、以上児さん、未満児さんに分かれて親子で取り組む競技を行いました。
以上児さんのプログラムのトップバッターはさくらグループさんです。
さくらグループさんのレクレーション内容は、赤と青、2色の大きなカードを使った「陣取りゲーム」です。
ご家族の方と手をつないでスタートし、自分たちのチームの色にカードをひっくり返してまわり、色が多いチームの勝ちです。
「よーい、スタート!」
先生の掛け声がかかると、それぞれのペースでスタートしました。
ご家族の方の手を引っ張って(中にはご家族の手を離して)駆け出していく子、マイペースに歩いていく子、ご家族の方に促されて向かう子。
この日のためにルールの確認や練習はしていたようですが、慣れない環境に戸惑っているのか、中々パネルをひっくり返すことができない子もいました。
そういう子には、ご家族の方が「これをひっくり返してごらん」「あっちに行こう」など、声かけをしていらっしゃいました。
それでも、さくらさんたちの表情は明るく、ご家族の方々も楽しんでいらっしゃるようでした。
まだ競争意識の芽が小さいさくらさんたちの競技はとても微笑ましく、見ていてほっこりとしました。
さくらグループさんの次は、ゆりグループ(4歳児)さんたちです。
ゆりグループさんたちの競技は「しっぽ取りゲーム」です。
帽子をしっぽに見立ててズボンに挟み、もう一方のチームのしっぽ(帽子)を取ります。
先生の掛け声で一斉にスタートしたゆりさんたち。
ゆりさんたちになると駆け足のスピードも速く、ご家族の方々は手を引っ張られながら一生懸命ついていきます。
「あっち!」「こっち!」
と声を掛け合いながら、互いのチームのしっぽをめぐって、
「とった!」「とられた!」
を繰り返していました。
最後までしっぽを取られずにいた子たちの中には、伸びる手を巧みにかわして生き残った子や、ずっと自分のしっぽを握りながら逃げ切った子もいました。
チーム対抗で取った帽子の数を競うゲームでしたが、悔し泣きなどをする子はおらず、みんなニコニコと和気あいあいな様子で、大好きなご家族の方々とゲームを楽しんでいました。
以上児さん最後の競技は、すみれグループ(5歳児)さんたちの「二人三脚で帽子取りゲーム」です。
大きな輪ゴムでご家族の方と足首を繋いで、二人三脚でお互いのチームの(頭にかぶった状態の)帽子を取り合います。
「がんばるぞー!えいえいおー!」
と拳を高くつき上げ、気合十分のすみれさんたち。
スタートの掛け声とともに一斉に走り出すかと思いきや、慣れない二人三脚に戸惑い、両チームのスタートはゆっくりとしたものでした。
「こっちの足から出すよ!」
「一回止まろう!」
ご家族の方が、頭上にクエスチョンマークが出ている我が子に一生懸命声掛けをし、スタートを仕切り直ししているペアが多数おりました。
出だしはゆっくりでしたが、さすがのすみれさん。
すぐにコツをつかんで、帽子の取り合いを始めました。
足首は輪ゴムでつないでいるのでがっちりと固定されておらず、多少自由に動けます。
競技に夢中になりだしたすみれさんたちが足を思い切り動かし始め、ご家族方々の方が一生懸命足を動かして子どもたちについていっている印象でした。
こけそうになりながらも、前を走っているお友達の帽子目指して走り回る子、お友達と見合ってけん制しながら手を出したりひっこめたりする子たち。
ご家族の方々と手を繋いで、肩を組んで。
芝生の上を走るすみれさんたちの表情はみんな生き生きとしていました。
全ての競技が終了すると、以上児さんとご家族の方たちで大きな輪を2つつくり、親子ダンスを踊りました。
「ぼよよよ~ん」で有名な、「おかあさんといっしょ」の音楽に合わせて踊ります。
手をつないでゆらゆらしたり、一緒に歩いたり、抱き合ったり。
家族の触れ合いを感じられる振り付けが多くあるダンスでした。
大きな円の真ん中には先生たちがいて、ご家族の方々はそれを見本に踊っていましたが、
「こうだよ!」
と子どもたちがご家族の方々に教えていました。
保護者の方と踊っている子、小学生のお兄さんやお姉さんと踊っている子、未満児の弟妹と一緒に家族みんなで踊っている子。
みんなそれぞれのパートナーとダンスを楽しんでいるようでした。
みんながご家族と踊っている中、ご家族の方を放置して、大好きなお友達とペアで踊っている子たちもいました。
振り付けの中には「たかいたかい」がありました。
未満児さんのときよりも大きくなった以上児さんたち。
その尊い重さを感じながら、ご家族の方はできるだけ高く「たかいたかい」をしていました。
大好きなご家族の方に「たかいたかい」をしてもらい、みんな大きな声をあげて大喜びしていました。
以上児さんたちの親子遠足の様子は以上です。
全てのプログラムが終わった後、解散になりましたが、心地のよい春の日差しの下で、お弁当を広げる家族もいらっしゃいました。
新しい年度が始まってからの、初めてのイベントでしたが、保護者の方は4月から少しだけ成長したお子様の姿を見ることができたのではないでしょうか。
これからも、夏祭り、運動会、発表会など、みやこのじょう児童学園にはさまざまなイベントがあります。
ぜひ、4月の時点のお子様の様子を心の留めていただき、折をみて、お子様の成長を感じていただき、お子様と一緒にその瞬間の喜びなどを分かち合っていただければと思います。
新生活も2か月が過ぎ、落ち着きを取り戻した頃でしょうか。
みやこのじょう児童学園に多々ある行事のトップバッターを飾るのは、春の親子遠足です。
こちらでは、未満児さんたちの様子をお届けします。
春の若葉が映える青空の下、都城市にある観音池公園にたくさんの家族が集まりました。
大好きなご家族の方々と一緒にニコニコ顔でやってきたお友達は、クラスごとに集まり、先生の前に並びます。
最初のプログラムは、準備体操のダンスです。
未満児さんは慣れない場所に戸惑っているのか、きょとんとした顔で立っているだけの子、泣いてしまっている子もいましたが、何人かは小さな手足を一生懸命動かしていました。
準備運動のダンスが終わると、以上児さん、未満児さんに分かれて家族のレクレーションを行いました。
未満児さんのレクレーション、トップバッターはちゅうりっぷ(0歳児)さんです。
キャラクターが描かれている箱に乗ったちゅうりっぷさんたちをご家族の方が引っ張り、一緒にゴールを目指します。
ゴールの手前には、箱に描いているキャラクターと同じキャラクターのメダルがぶら下がっています。
それを手に取ってゴールです。
ご家族の方と一緒でにこにこ笑顔のちゅうりっぷさんたち。
箱の中で姿勢を崩さないようクッションを背負って箱の中でお座りをすると、先生の掛け声でスタートします。
ご家族の方から離れて泣いてしまうかなと思いましたが、泣いている子は少なく、ほとんどのお友達はご機嫌な様子で運ばれていました。
ご家族の方も、「いくよー」「たのしいねー」などと声掛けをしながら、ゆったりと紐をひっぱります。
キャラクターのメダルを引っ張る場面では、ゆらゆらと揺れるメダルをなかなか掴むことができず、おめめやお顔、おててをカードの揺れに合わせて一生懸命動かしていました。
中には頭上のメダルに気づかない子もいましたが、先生やご家族の方が「こっちだよー」と声掛けをし、手助けをしながら、一緒にメダルを取っていました。
箱に揺られて心地よさそうにしているお友達や、穏やかな表情で紐をひっぱるご家族の様子に、筆者も心がほっこりとしました。
ちゅうりっぷさんの後は、もも(1歳児)さんのレクレーションです。
ももさんのレクレーションは、家族の触れ合いをより感じられるものでした。
ご家族の方と手つなぎまたは抱っこででスタートしたお友達は、たくさんのお面が並んでいるコーナーに行きます。
そこで3種類の動物が描かれたお面のうち一つを取り、その動物にちなんだ抱っこをしてゴールを目指し、ゴールにある箱の中にお面を入れます。
お面に描かれているのは「カンガルー」「ペンギン」「コアラ」です。
「カンガルー」を取ったら抱っこ。
「ペンギン」を取ったら後ろから脇を抱えての抱っこ。
「コアラ」はおんぶです。(おんぶが難しいお友達は抱っこをしました)
始まりの掛け声でよちよちとスタートしたももさんたち。
3月までちゅうりっぷさんのクラスにいたももさんたちの歩みはゆっくりですが、一歩一歩のその成長は大きいものです。
お面のコーナーについたお友達と家族の方は、イラストが伏せられているお面から一つを選びます。
慣れない場所と状況を観察することに集中していたり、抱っこから降ろされたことが嫌で泣いてしまったりですぐに選べないお友達が多くいましたが、そこはご家族の方と先生たちが優しくサポートします。
お友達がお面を選んでからは、ご家族の方のがんばりどころです。
お面を頭につけて、その動物に対応した抱っこをしてゴールへ向かいます。
最後の一仕事はももグループのお友達です。
ご家族の方から渡されたお面を箱の中に入れてゴールです。
人見知り期やイヤイヤ期の入り口など、1歳児さんは情緒の成長も大きくみられる時期です。
イヤイヤしながら、泣きながらでもゴールまでやりきったももさんとそのご家族の方々に、筆者は大きな拍手を贈りたいと思いました。
未満児さんたちのプログラムの最後はたんぽぽ(2歳児)さんたちです。
たんぽぽさんのレクレーションのテーマは「お弁当」です。
ご家族の方と一緒にキラキラのフラフープの中に入り、「バスごっこ」でいろいろな「おかず」のカードが置かれたシートの前に来ます。
たくさんのおかずの中から好きなものを選び、ゴールのボードに張り付け、美味しそうなお弁当をつくっていきます。
クラスごとに3つのチームに分かれて出発したたんぽぽさんたち。
おにぎり、卵焼き、ハンバーグ、たこさんウィンナー、焼き鮭、エビフライ、オレンジ、ミニトマト、ブロッコリー。
美味しそうなお弁当のおかずが並ぶシートの前にたどり着くと、フラフープのバスから降り、どのおかずをお弁当に入れるのか選びます。
子どもたちの様子を見ていると、おかずの選び方に個性が出るのだなと思いました。
ぱっと自分が欲しいものを見つけて取るお友達、じっくりと悩んで選ぶお友達、「え!これじゃないの!?」とご家族の方の予想を裏切っていくお友達。
バスごっこの場面、おかずを選ぶ場面、ぺたぺたとお弁当におかずを並べる場面。
どのシーンもみなさん楽しそうで、見ている筆者も明るい気持ちになりました。
最後は未満児さんで大きな一つの輪をつくり、親子ダンスです。
「ぼよよよ~ん」で有名な、「おかあさんといっしょ」の音楽に合わせて踊ります。
手をつないでゆらゆらしたり、一緒に歩いたり、抱き合ったり。
家族の触れ合いを感じられる振り付けが多くあるダンスでした。
大きな円の真ん中には先生たちがいて、ご家族の方々はそれを見本に踊ります。
あんよがまだなお友達や抱っこが大好きなお友達は、ご家族の方に抱っこをされたまま、ゆらゆらと音楽にのっていました。
元気に踊っている子もいましたが、ただてくてくと歩いているだけの子もおり、中には芝生や小さい虫に夢中になっているようなお友達もいました。
それぞれの成長過程の中にいる未満児さんたちの、それぞれの楽しみ方を見ることができ、心がとても温かくなりました。
振り付けの中には「たかいたかい」があり、ご家族の方が子どもたちの体を高くあげると、みんな大きな声をあげて大喜びしており、それを見ている保護者の方々、先生たちの顔にも笑顔が見えました。
未満児さんたちの親子遠足の様子は以上です。
全てのプログラムが終わった後、解散になりましたが、心地のよい春の日差しの下で、お弁当を広げる家族もいらっしゃいました。
新しい年度が始まってからの、初めてのイベントでしたが、保護者の方は4月から少しだけ成長したお子様の姿を見ることができたのではないでしょうか。
これからも、夏祭り、運動会、発表会など、みやこのじょう児童学園にはさまざまなイベントがあります。
ぜひ、4月の時点のお子様の様子を心の留めていただき、折をみて、お子様の成長を感じていただき、お子様と一緒にその瞬間の喜びなどを分かち合っていただければと思います。
心地よい風と鮮やかな緑で、お出かけしやすい気候となりました。
4月1日。
新年度が始まり、新しいお友達がみやこのじょう児童学園の門をくぐり、在園児は一つ上のクラスへ移動しました。
新しい場所、新しい先生、新しいクラス。
新入園児のお友達と、未満児クラスから以上児クラスに上がったお友達は特に、今までと違う環境に大きく戸惑ったのではないでしょうか。
新しい年度の一日目、子どもたちは新しいクラスごとにホールで写真を撮り、みやこのじょう児童学園の中を探検していました。
泣いているお友達もいましたが、新しい環境に戸惑いつつも、ワクワクドキドキといった明るい表情をしている子が多い印象でした。
ですが、当園しだして間もない高揚感が薄くなってきた頃から、泣き声が大きくなっていったように感じます。
先生たちも泣いているお友達を抱えながら、新しいクラスを先生同士で確認し合って教室に連れて行ったり、教室を間違った迷子のお友達をクラスまで連れて行ったりなど、右へ左へ大騒ぎでした。
保護者の方々も泣きながら登園するお子様の姿に、胸が引き裂かれる思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい生活が始まって数週間たち、最近では子どもたちの様子も落ち着いてきたように感じます。
気持ち新たに始まった4月。
今年もお子様の健やかな成長を手助けできますよう、職員一同、精一杯つとめてまいります。
令和7年度もよろしくお願いいたします。
立春とは名ばかりの厳しい寒さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
2月2日は立春の前日ということで、節分でしたね。(通常は2月3日が節分ですが、2025年は2月2日でした)
2日の夜に鬼がやってきたご家庭もあったことと思いますが、1日遅れて、みやこのじょう児童学園にも鬼がやってきました。
子どもたちも何かを感じ取っていたのでしょうか。
この日は、いつも笑顔で登園してくる子どもたちの顔が曇っており、緊張したような表情をしている子もいました。
「今日は鬼がくるよ!」
そう先生たちに告げられた子どもたちは、この日のために作成した鬼の被り物を身に着け、小さなかごに豆を入れて、新聞紙等を投げて、鬼退治の練習をしていました。
「おにはそとー、ふくはうちー」
いつも弾んで聞こえる歌声も、硬くこわばったような歌声に聞こえました。
そして、10時30分。
園内放送で童謡の「まめまき」が流れ出すと――
ガンガン!バンバン!
大きな音とともに、赤鬼と青鬼がやってきました。
手に持った武器を振り回し、どすん、どすんと大股で歩き、教室へ近づいていきます。
最初に鬼を目にしたのは、さくらグループB(年少)さんでした。
みんなで集まって鬼を待ち構えていたさくらさんたちは、赤鬼と青鬼を目にした瞬間、恐怖で目を見開き、きゅっと身を寄せ合ってますます小さな塊になりました。
鬼が教室の扉をがらりと開けます。
「きゃー!」
鬼が手に持っていた武器で、バンバン!と大きな音を出すと、子どもたちは散り散りになって逃げだしました。
手に持った豆を投げることも忘れ、ある子は涙を流しながら、またある子は顔を恐怖で強張らせながら逃げ回ります。
そのうち、1人の子が勇気を出し、
「おにはそとー!」
と必死の形相で豆を投げました。
豆を当てられた鬼はどてっと倒れると、すごすごとさくらさんの教室を後にしました。
次に鬼が向かったのは、未満児さんたちの教室です。
赤鬼がちゅうりっぷ(0歳児)さんの扉を開けると、目の前に立っていた小さな男の子が泣き出しました。
それをきっかけに、小さなお友達が一斉に泣き出します。
体が恐怖で動かないのか、棒立ちのまま大泣きする男の子の前に赤鬼はしゃがみ込み、顔を覗き込むと、何もしないまま教室を後にしました。
もも(1歳児)さんとたんぽぽ(2歳児)さんたちの教室を覗きに行くと、ちょうど子どもたちが鬼から逃げ回っている最中でした。
「おにをやっつけるの!」
鬼が来る前、そう言いながら笑顔で丸めた新聞紙を投げていた女の子も、涙を流しながら、先ほどまで練習していたことをすっかり忘れた様子で逃げ回っていました。
中には、力持ちの赤鬼に捕まってしまった子もいました。
「いやー!」
と泣きながら暴れますが、鬼の腕から逃げることはできません。
そのまま自分の教室から鬼が出てしまい、
「どこかへ連れていかれる!」
そう思った男の子の顔からは、絶望が垣間見えました。(その子は隣の教室でそっと下ろされ、筆者が抱っこして教室へ連れ帰りました)
さくらグループBさん以外の以上児さんたちの教室にも、鬼が向かいます。
さくらグループBさん、ゆり(年中)グループAさんとBさん、それぞれの教室で鬼たちが大暴れします。
青鬼の持つ、プラスチックのおもちゃのバットで背中をちょんちょんと突かれ、必死の形相で逃げだす子、赤鬼に捕まって大泣きする子。
「おにはそと~♪ふくはうち~♪」
童謡「まめまき」の明るい歌声が響く中、阿鼻叫喚の様子がしばらく続きました。
片方の鬼が教室を出ていって、ほっとするのもつかの間、しばらくするともう片方の鬼がやってきます。
2体の鬼が行ったり来たりするので、きっと子どもたちは生きた心地がしなかったことでしょう。
鬼が教室を行ったり来たりする中で、一度、ゆりグループAさんが入り口で見守る先生たちの腕をすり抜け、教室を飛び出し、ホールへ駆け込む様子も見られました。
さて、ゆりグループAさんたちが教室へ戻った後にホールをのぞき込むと、ライオンのたてがみのような被り物を身に着けたすみれさんたちが、びくっとしながらこちらを振り向きました。
「大丈夫、鬼じゃないよ」
そう声をかけると、すみれさんの肩から緊張が少し抜けました。
「さっき、ゆりさんたちがきたよ」
「びっくりした」
「おにもくる?」
口々に報告してくれるすみれさんたちと話していると、扉の所から気配がし、そこから赤鬼が姿を現しました。
赤鬼を目にした瞬間、すみれさんたちは悲鳴を上げ、一斉に逃げ始めます。
「まめをなげればいいんでしょ」
先ほど、そう話してくれた男の子もみんなと一緒に、一目散に逃げだしました。
来年小学生のすみれグループさんの脚の速さに翻弄されながらも、赤鬼は子どもたちを追いかけ、ときには集団からはぐれた女の子を隅に追い詰めて怖がらせ、またときには逃げ遅れた男の子を捕まえます。
「いい子にします!いい子にします!」
先生の腕にしがみつき、鬼に向かって必死に叫び続ける男の子もいました。
やがて、子どもたちを追いかけ続けていた赤鬼がバテ始めました。
弱り始めた赤鬼の姿に子どもたちの緊張が少し和らぎだしたその時、ホールの扉から青鬼が姿を見せました。
バンバン!
大きな音が扉の近くでなり、入り口付近にいた子は慌ててホールの奥へ逃げ出しました。
2体の鬼に追いかけられ、すみれさんたちはさぞや怖かったことでしょう。
鬼たちにさんざん追いかけられた園児たちですが、最後には鬼たちと一緒に記念写真を撮りました。
赤鬼青鬼と和解したのか、ほとんどの子どもたちはにこにこ笑顔で写真を撮っていましたが、中にはまだ警戒が解け切っていない、強張った表情の子もみられました。
節分の豆まきは、季節の変わり目に起こりやすい病気や災害などを鬼に見立てて、それを追い払う儀式――追儺(ついな)が由来だそうです。
これからも寒い日々は続き、春へ向けて、寒暖差の激しい日々もやってくることと思います。
みやこのじょう児童学園の園児たちが大きな病気や怪我がなく、健やかに過ごせますよう。
きっと、やって来てくれた赤鬼と青鬼もみんなの健康を願っていることでしょう。
明るく澄んだ冬晴れの日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
みやこのじょう児童学園には、「モンテッソーリ教育」と「知能算数教室」という、2つの大きな教育の柱があります。
この日は、柱のひとつである「知能算数教室」の公開授業――参観日が行われました。
「知能算数教室」は高知県に本部がある、「積み木のにっしん」が考案したもので、今回は福岡直営校の室長先生である、浜田先生をお招きして、特別に授業を行っていただきました。
「知能算数教室」は独自の積み木を使用した「知能教室」と、積み木を利用し視覚的に分かりやすく親しみやすい「算数教室」に分かれています。
積み木を使った「知能教室」は1歳から、「算数教室」の方は3歳から開始することができます。
1歳児であるももグループさんから始まった、各クラス40分の公開授業。
未満児さんのクラスが終わった後、以上児さんのトップバッターとして、さくらグループ(年少さん)のみんながホールへ入ってきました。
未満児さんのクラスでは、比較的単純な形の積み木を使っていましたが、以上児のクラスへ変わったことで、取り組む課題内容と積み木の形状が難しいものへ変わります。
正面のホワイトボードを基準に、コの字に並べられた机には、2種類の積み木が2つのグループに分けて置かれています。
さまざまな形の木目調の積み木と、色を長方形に組み合わせたカラフルな積み木。
積み重なったたくさんの積み木を目の前にし、さくらさんたちは目をキラキラさせていました。
園長先生のお話が終わると、浜田先生が引き継ぎ、保護者の方へのお話と園児たちへの課題の話をしていきます。
「では、いくよ。よーい、はじめ!」
課題の説明が終わると、さくらさんたちは浜田先生の合図をきっかけに、一斉に積み木を手に取りました。
以上児さんに用意されたのは、2種類の積み木と、それぞれの積み木を使用する課題です。
積み木の形も未満児さんたちに用意されたものよりも複雑になり、自分の欲しい積み木を探すだけでも一苦労です。
いろんな形をいくつも手に取って試してみたり、じーっと積み木の山を眺めてほしい積み木を探したり、手に持っている積み木を課題と見比べて悩んだり、一生懸命頭を使っている様子が見て取れました。
ですが、さすが以上児さんです。
時間は少しかかったものの、1人ができ始めると、次々に他のお友達も手をあげ始めました。
未満児さんと違い、保護者の方が近づいても集中が途切れづらいということで、さくらさんからは保護者の方が近くに寄って、子どもたちが積み木に取り組んでいる様子を間近で見ていただきました。
目の前の課題に集中しているお子さんの手元や表情を目にし、驚きなのか目を丸くする保護者や息をのむ保護者、感心したように頷く保護者など、様々な表情を見せながら我が子のがんばりを見守っていました。
さらに、授業が終わって子どもたちがホールを退出したあとには、保護者の方々へ実際に積み木を手に取っていただきました。
中には、子どもたちが取り組んでいた課題へ取り組んでいる方もいらっしゃいましたが、大人でも一筋縄ではいかない課題に、首をかしげたり積み木を何度も入れ替えたり、苦戦している様子もみられました。
さくらさんの後はゆりグループ(年中さん)の番です。
いつも元気なゆりさんたちですが、この日はきちんとお椅子に座って、浜田先生のお話が終わるのをじっと待っていました。
取り組む課題もさくらグループより少し難易度があがります。
木目調の積み木は枠内にはめる課題が引き続き出されましたが、カラフルな積み木を使う子たちには、四角の枠だけでなく、冊子に描かれた見本通りに形をつくる課題が最初から提示されました。
課題は少し難しくなりましたが、やり遂げるスピードもさくらさんたちより速く、
「できました!」
の大きな声が次々に聞こえ、先生たちは園児たちの対応に追われていました。
課題の難易度が上がるスピードも速く、木目調の積み木を使っている子たちの中にも、教本の見た目通りに積み木を並べる課題に進む子が多くみられました。
ゆりさんたちの保護者の方にも、授業の後半でお子さんの様子を間近で見ていただきました。
積み木に集中していても、大好きな保護者の方たちが近づいてくるのが分かるのでしょう。
少しそわそわきょろきょろとして、集中が切れそうな雰囲気がありましたが、ぐっとこらえていたようで、何とか集中を切らさずに授業を終えることができました。
ゆりグループの保護者の方々にも、園児たちが退出した後に積み木を触っていただきました。
大人と一緒に、園児たちのお兄ちゃんお姉ちゃんたち――小学生が、夢中になって積み木を触っていました。
中には、みやこのじょう児童学園の卒園児の子もおり、
「なつかしい!」「まだできる!」「どうするんだったっけ?」
など声を出しながら久しぶりの積み木を楽しんでいる様子でした。
最後は年長である、すみれグループさんたちです。
すみれさんたちの課題は、「冊子の絵と同じ形を、冊子の上に置かずにつくる」ことです。
どういうことかというと、冊子は厚紙でつくられており、その見本の絵に積み木を置いて課題を解くことができます。
ただ冊子の絵の上に積み木を置くよりも、冊子の外に、合っているか絵と見比べながら解く方が、難易度が上がるそうです。
冊子を見て、ほしい積み木を探して、置いて、見本と見比べて、また積み木を探す。
間違いに気づいた場合は、どう間違っているのか、どの積み木と入れ替えるのか、考えて、探して、また見比べる。
手と目と頭をフル回転で動かし、みんな集中して課題に取り組んでいました。
すみれさんたちの後は、保護者の方々の番です。
さくらさんとゆりさんのときは、自由に積み木を触っていただくだけでしたが、すみれさんの保護者の方々には今年が最後ということで、実際に課題へ取り組んでいただきました。
大人ということで、すみれさんたちよりも少し難しい課題が提示されます。
例えば、カラフルな積み木の場合。
見本と同じ色を探して積み木を置いていくのですが、冊子の色と積み木の色を入れ替えます。
赤色は黄色へ置き換え、黄色は青色へ、緑色は赤色へ、など。
ただ積み木を探して置くだけでも大変ですが、考える要素が増えたため保護者の方たちは、うんうん悩みながら課題に取り組んでいました。
限られた短い時間の中、解き終わった方は数人でしたが、皆さん頭をフル回転していたのでしょう、浜田先生の合図で積み木から手を放すと、ふうと大きな息をつく方が多くいらっしゃいました。
楽しかったのか、はたまた課題が終わらず悔しかったのか、中には浜田先生のお話を聞きながら、こっそり問題を解き続ける保護者の方もいらっしゃいました。
以上児さんたちの公開授業を見て、大人でも難しい課題を「最後まで投げ出さずに取り組む姿勢」に、筆者は感心しました。
壁にぶつかっても、トライ&エラーでチャレンジし続ける姿勢。
「できました」の後に合格がもらえなくても、ふてくされることなく「どうすればいいのか」と頭を働かせ続ける姿。
未満児さんも含め、5クラス分の授業を見学しましたが、
「できない!」「いや!」
などと音を上げる子どもは1人もいませんでした。
各クラスの後には、浜田先生から保護者の方へ、10分ほどお話がありました。
以上児の保護者へは、授業の最後に積み木を触ったことを、ぜひ子どもたちへ話して共有してほしい、とお話していらっしゃいました。
子どもたちは保護者の方々が大好きです。
その大好きな保護者の方々に、
「積み木触ったよ」「すごく難しかった」「大人でも難しいことを頑張っているんだね」
などと声をかけてもらえると、とても喜び、さらなる成長の助けになります。
プラスの行動をしたときはすかさず褒め、マイナスの行動をしたときは子どもの人格を否定せずに「どこが良くなかったのか、どうしたらいいのか」を伝える。
「褒めるチャンス」と「伝えるチャンス」を逃さず捉え続けること、それが大切だそうです。
うまい言葉が見つからない場合は、「できたこと、したことを客観的に伝える」それだけでも「自分を見てくれている」という気持ちが生まれ、プラスの方向へ進むそうです。
数年以内に小学校へ進学する以上児さんたちには、小学校入学という大きな環境の変化に負けないよう、幼児期のうちにぐんぐんとできるだけ成長させ、伸ばしたところをいかに定着させるかということが大事だと、浜田先生は伝えていました。
「自分の頭で考える力」を大切にしている、積み木のにっしんの知能算数教室。
みやこのじょう児童学園でも、積み木を通じて「自分で考える力」と「最後までやり抜く力」の基礎を育んでいければと思います。
今回は積み木のにっしん、福岡直営校の主任である、浜田先生にお越しいただきました。
お忙しい中、当園へご足労いただき、そしてご教授いただき、ありがとうございました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。
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